シアンです。
ハンドメイド販売をしております。今日は通信教育の話を蒸し返します。
ハンドメイド限定のマジメでつまらないお話でございます。
お好みでお試しください。
以前こんな記事書きました。
注)この記事で一人称がアタシではなくボクとなっているのはブログの方向性を探ってた名残です。
アタシは実際にコーディネーター等の資格をもっていたりするので、資格があるかどうかで劣等感を感じることはありません。
でも、世の中は、資格だったり、専門学校で勉強していないと
たとえ趣味のハンドメイド販売だとしても、許されないような雰囲気だったりします。
ハンドメイドの通信教育と資格について考えてみた
ハンドメイドの通信教育会社が大手を振って「資格がとれる」と、生徒を募集しているワケです。
資格といっても国家資格とかじゃないですよ。
当社オリジナルの「ハンドメイド〇〇」という資格を授与!
とかいうヤツです。カリキュラムがすごくて勉強も大変なワケですが、要は卒業証書です。
最初は箔がついたカンジがするような気もしますが
知らない人には「なにそれ」って言われる。(/ω\)
やはり趣味のイメージが根強いのでね。それが当然だと思います。「なにそれ」って言われて怒っているようではダメです。
もちろん通信教育が悪いわけではありません。
むしろ「ナルホド、やって良かった!」ということも多いと思います。
自信も知識もつくと思います。
だから、必要ならきちんと選んで申し込めばいいと思います。
ただ、
プロのパタンナーさんのお教室とかで、実際に通って、教えてもらうほうがいいような気もします。
個人的には、プロの技術と道具を、間近で見たほうが勉強になると思うんですよ。 直接レッスンを受けるほうがメリットが大きいと思います。
いい先生が身近にいればね。そして、時間があればね。
(こどもが小さいうちは無理だったりするしね)
そしてここからが本日の本題なんですが
なんか「資格」が欲しい
(今回はハンドメイド限定で考えてます)
ただ、これだけの理由で通信教育をうける必要はないと思うのです。
とくにハンドメイドは、
これといった資格が不要の仕事ですから、専門の知識が無い、資格・技術等がないままハンドメイド販売をしている方も多いと思います。
(伝統工芸士等、資格を所有している人も多くいます)
だから、それなりに売れていらっしゃる作家さんでも
資格がほしいなぁ、と思ったりしていることがあります。
特に、
「周りに自分を認めさせるために資格をとりたい」
こういうのが動機で「資格をとろうかな」と考えている人もいると思うのです。
わりとこう、なんていうか、ハンドメイドというジャンルは身内にもバカにされることの多い仕事なのでね。(/ω\)←経験済
ただ、よく考えてほしいのですが、
誰かに認めさせたいと思って取得する資格は 、あなた自身のためではなくて、その「誰か」のために、あなたがお金を出して勉強して努力して取得する資格です。
だからあなたはその「誰か」のために、そこまでお金と時間をかけて努力する必要があるのか、よく考えてから取得する必要があります。
たとえば、その「誰か」がお客様だとしたら、お客様のために資格を取るのはとても有意義な時間になるでしょうし、今後の仕事にも良いことだと思います。
では、その「誰か」があなたの仕事をバカにした周囲の人間だったとしましょう。
あなたはプライドをまもるためにも、見返してやりたい、認めさせてやりたい、と頑張って資格を取ったとします。資格を取ったら、その「誰か」のあなたへの対応は変わるんでしょうか。
否、否ですよ!否! (/ω\)
「アンタでも取れる資格なんて、たいした資格じゃないんでしょ」
こういう反応が返ってくると思うよ。(/ω\)絶対だ。
資格がないから、とアナタを見下す人は資格をとってもアナタを見下します。
そこんとこをよく考えてから資格を取ったほうがいいと個人的には考えております。
じゃぁ、資格は不要か と言えば
あって邪魔になるものでもないし、あれば便利なのも事実です。
ハンドメイドに限って言えば
通信教育会社独自の「資格」も必要なら取ればいいし、
使い方次第で役に立つとは思います。
で
一歩踏み込んで
ハンドメイドブームが去ったら、その資格に何の価値があるの?
とも思うワケです。
資格としては非常に中途半端で「当社公認!オリジナルの卒業証明書兼資格」というように、あいまいな位置づけです。
趣味としては十分ですがビジネスとして通用するかどうかは微妙すぎる一面もあります。
しかもハンドメイドの資格は、例えば
A社で講師の資格をとってもB社の教育講座では通用しないので講師になれませんでした。
A社とB社の資格をもっていても、講師経験が無く社会的に通用しなかったので、結局講師の仕事がもらえませんでした。
講師の資格を取ったら講師として仕事を分けてもらえる約束だったのに、講師枠が少なすぎて仕事がもらえませんでした。
苦労して講師になったのに、ブームが去って生徒が集まりませんでした。
とか、あり得ますから。(/ω\)イタタタタ
まとめ
ハンドメイドの資格を取るなら、ご自分の将来にどのように役にたつのかよく考えてから申し込むことをお薦めします。
またね!