2016年7月追記・更新
シアンです。ハンドメイドはお好きですか?
実際に商売してる人もしてない人も、ちょっと知りたい裏事情を勝手気ままにご紹介する迷惑なブログです。
オーダーについては以前もブログで書きましたが
上記の記事については個人のお客様を対象にしたオーダー販売ですが、同業者からコメントをいただいたので大量発注について考えてみました。
大量のオーダー発注
通常ハンドメイド販売では料金前納が一般的ですが、それは個人のお客様への対応に限ります。
オーダー内容も個人で使用する程度の常識的数量となりますので、作り手側の負担(時間・経費等)も少ないのが特徴です。
これに対し大口発注は小売業者への卸販売と考えていいかと思います。個人のお客様に比べ、かなりの数量を一括発注します。
これは作り手側にとっても、やりがいのある仕事となるのと同時に負担も大きくなりますね。その点も踏まえながらお返事をしたほうがいいとは思います。
加えて、業者さんから大量発注をいただいた場合、今までに何度か取引のある業者ならいいのですが新規の業者は丁寧に話を進めていく必要があります。
相手がどんなふうに問い合わせてきたかにもよりますが、ぜひ受けたい仕事ならば問い合わせてみるのが一番です。メールではなくて電話をしてみましょうか。
大量発注の場合、間違いなく販売業をしているはずですから電話で確認すればいいんです。間違いのない発注なのか、転売用なのか、今後の取引もあるのか、世間話程度に電話して話してみましょう。
細かい打ち合わせや数量の確認はメールでがいいんですが、丁寧に対応していても初めての仕事相手とはトラブルがつきものです。
私の浅い経験上、電話で何度か直接お話ししていると深刻なトラブルになりにくいと思っております。
そして大量オーダーの場合、個数にもよりますが、製作前に料金を全額入金してもらえることはまずありません。
常識的に考えても完納後の支払いを提示されると思います。
普通はそうなんです。(どう考えても前払い前提の商売は特殊です)
まぁ、そういうシステムだと思ってくださいませ。
(納品月の月末締め、翌々月払い、というのもたまにあります。)
ここでは電話等のやり取りできちんとした業者であるとわかれば、製作前の入金にこだわる必要はないかと。(ましてやコメントをくれた方のように、意見が通らないからといって作家が自分から断るのもいかがなものかと。何様な作家何ですかって話ですよ。)
で、こちらも仕事ですので交渉してみるわけです。
どうしても勝ち取りたいのが「手付金」
材料費くらいは先に払ってもらわないと。
手付金がもらえないと材料が買えませんって、がんばる。
そして私の場合は作品も一括納品ではなくて、前納・後納と2回に分けたりもします。
建前としては「製作に時間がかかるから」
本音としては、ごにょごにょ (/ω\)
(いろいろ言えない打算があるのね)
このあたりのすりあわせはいろいろなアイデアが考えられるので、先方様と作家次第です。
「この作家と交渉したら、とてもメリットがある」と先方様にしっかりイメージしていただけるよう、熱意をもってあたってくださいませ。
仮に今回うまくいかなかったとしても、世間知らずと笑われても、今後の勉強だと思って開き直ってみてください。
(ハンドメイド作家のほとんどは経済的体力と社会経験値が低いので、開き直るしかありません)
まとめ
自分の(ハンドメイド販売の)狭い常識を押し付けてはいけません。
かといって、相手の言うなりになって取引する必要もありません。
試してみる価値、あるんじゃない?
DM・名刺・請求書などのテンプレートCD-ROMつき おうち起業のはじめ方
- 作者: 大澤和美
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2014/02/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
またね