ただいま思案中。

ハンドメイド作家がネットをさまよっています。

怒る人、怒られる人の事情

 

 

 

旅館への納品前日に納品する商品が無くて開き直っていたものの
「ハンドメイド屋として、さすがにこれはまずいかしら」と夜中に思い立ち
徹夜して納品する商品を仕上げた者です。

( ̄▽ ̄)コンチワ!

 

なんだかんだ言いつつ小心者なので、周囲に合わせてそれなりにやってしまうという哀しきサガの日本人。

もう、いまさらなんだけど「サムライ・ナデシコ」精神がサービス残業をうみだしているんじゃないかと寝不足の頭で考えるワケです。

農耕民族の原則、集団じゃないと生きていけないというご先祖の記憶が社会的観念や風習を通り越して我々末裔のDNAに刷り込まれているんじゃないかと深読みする。

 

怒る人、怒られる人の事情

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今日はショッピングモールで働いていたころのお話です。

私は、2年半ほど勤めた会社が不景気になりかけた途端、船から逃げ出すネズミさながら会社を辞めて、もう一度大学でしばらく勉強したりしながら、ぶらぶらしてました。
その後、ショッピングモール、といってもスーパー系列なので薄利多売形式の店でパートで働いていました。パートといっても正社員の制服を着ますのでお客様にはわからない

 

デパートとスーパーとは様々な違いがあるんですけど、わかり易く説明すると「消費税」の計算方法とかも違います。(今はどうでしょう)

例えば

257円の消しゴムがありました。
257円の消費税は 257×1.08=277.56
デパートの販売では小数点以下を繰り上げて計算するので278円に。
スーパーでは切り捨てますので277円になります。

 

まぁ、ほかにもいろいろあるんですけど、デパートと違ってスーパーには安く商品を売るしくみがたくさんございます。 

田舎ではデパートなんてございませんから、スーパーとはいえ大型ショッピングモールはいつも多くのお客様で賑わっておりました。

人が多ければ、困った客もやって来る。

私の働いていた店は田舎にありましたが、観光地でもあります。車で30分かけて山に登ると閑静な別荘地もたくさん。


この別荘地に住むのは田舎かぶれ(都会人)だけです。(/ω\)

 

自然と東京崩れの客が多くなる。(/ω\)態度でかいんじゃ

 

だからいろいろなお客がいて、その中には突然怒鳴りだす客も多かったな。

田舎のくせに、田舎のくせにって、いつも怒ってた。( ̄▽ ̄)

 

他にお店が無いから必ず週1回やってきて「田舎のくせに」って怒ってた。

 

田舎かぶれに怒られる筋合いないわよねー( ̄▽ ̄)

 

田舎に憧れてさ、よく調べもしないで別荘買っちゃって、店もコンビニも無いような山奥に引っ越してきた都会崩れめ。

実際に住んでみたら、虫は多いし、クマと鹿とサルが出て菜園荒らすし、山の中の森にある別荘地だから、朝10時に日が昇って昼の2時には日が沈んだりする。

 

冬になったら家に日が差すのはたった2時間だけ (/ω\)アホや

 

くやしさのあまり鬱憤を晴らすべく週1回、下界に降りてきては怒り出す客たち。
田舎だから安っぽいな、デザインも品ぞろえも田舎くさいんだな、と鼻で笑いにやってくる。完全に八つ当たりだよ。

 

(/ω\)ヤツらも、こんな田舎に住んでいる自分が許せなかったらしい。

 

どうしても山奥の家に帰りたくないからしつこく怒って長居するのよ。

でもね、クレーマーが怒る相手というのは決まっている。

自分より立場が弱くて小さい人が怒り易いらしい。
つまり怒り易い人を無意識に探してずっと怒ってる。
で、オバはんじゃなくて、若い店員を狙うのよ。

 

当時、同じ売り場に当時20代の店員は3人。

私は、心にもないお世辞を笑顔で言える、にこやか接客担当。
もう一人の女の子は、ハンパない威圧感を持っていて圧力接客担当。
そして残りの一人、私と同い年の女の子がいてさ、

 

 

クレーマー担当 (/ω\)いるよね、必ず怒られる子

 

 

お客が怒りだしたら、それ以上こじれる前に先手先手で話を進めて感情が爆発する前に納めてしまうのが肝心なワケです。
そうすると不思議なもので、お客も「自分が怒りだしたりして大人げなかった、ありがとう」と、何故か信頼をよせてくれる。

しかし、世の中にはどうしてもタイミングの悪い人というのがいる。
そういう人は一所懸命謝っても謝っても裏目にでて、さらに相手を怒らせてしまうワケです。

何が悪いというわけじゃなのよ。とにかく怒鳴りつけたくなる雰囲気を持っているのよ。もちろん要領も悪いタイプ。そしてとても真面目。

 

 

真面目すぎてずっと怒られ役に徹してしまう (/ω\)誰かチーフ呼んできて!

 

 

仕方ないので私は様子を見計らってチーフやマネージャーを呼ぶのだよ。
チーフ、マネージャーがいないときは本当は私が行かなきゃいけないんだけど、店長とか呼ぶ。

 

 

オッサンがオッサンに怒られてるのを見るのが面白いから。(/ω\)

 

まぁそれは冗談なんだけどさ

ボスたちは皆、本社から派遣されている。さすがに接客数十年だ。見た目から都会的で品が良い。
普通のクレーマーは店長とかマネージャーとかのカタガキが大好きだから、自分より年配の男性責任者が丁寧に謝るとものの3分くらいでカタが付く。我らがボスの、やわらかい物腰とその道数十年の笑顔の仮面効果はすさまじい。

 

いつも客の悪口をバックヤードで言い散らかしている、鼻くそオヤジがスゴイのよ。(/ω\)

 

だから5分ほどお客に怒られてやってからボスを呼ぶと、適度にガス抜きができた状態のお客はすぐに怒りを納めて帰ってくれるんだよね。

ボスもそれを心得ていて見事な客あしらいを見せてくれる。

 

「本当に申し訳ございません」って。( ̄▽ ̄)

 

でもね、クレーマー担当の女の子の凄さは我々の予想を超えるのよ。

 

 

今度は店員の目の届かない駐車場で、30分、延々と怒られてた。(/ω\)

 

 

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またね!