ハンドメイド屋のシアンです。コンニチワ
このブログはハンドメイド作家の生態を観察し、ナナメ目線で横切るイヤな感じのブログです。お暇な方はお付き合いくださいませ。
私ね、ときどき思うんだけど
作り手と買い手がいるなら、作り手は買い手より「大きな目」が無きゃいけないと思う。
たとえ趣味のようなハンドメイド作家さんだとしても、お客さんより「より大きいものの見方」をしたほうがいいと思う。
ハンドメイド作家はあなたには向かない
例えば、ハンドメイド作家は作り手、売り手、買い手のどれだと思っています?
ハンドメイドマーケットみたいなところでは、作家さんは「作る人」であって「売る人」でもある。でも同時に買う人でもあるのよね。
材料を買い、作り方の書いてあるテキストを買い、売り方の書いてある本や情報を買い。
私のブログの読者の中にはこれからハンドメイド作家になりたい人もいるだろうし、ハンドメイド作家として頑張っているけど全然結果がついてこなくてイライラしている人もいる。
私がフワフワさんと呼んでいる自称作家たちも読んでいる。
そんな人たちの特徴を簡単に書いてみると以下のとおり。
- テレビや雑誌でハンドメイド作家なるものを知って「自分でもできるかも」と興味を覚え、
- ブログでハンドメイド作家の収入やハンドメイド作家のなり方を調べ
- ノウハウを書いてあるブログを読み漁って材料もネットで買い、
- 本やネットで「売れる作品」の作り方を「勉強」して覚えて
- 売れなかったら「売れ方」をブログや本、セミナーやメルマガで「勉強」
- うまくいかなかったら、今度はうまくいくような解決方法の書いてあるブログを読んで「ああ、なるほど」って「勉強」する。
- ブログみたいな危うい情報を鵜呑みにして「勉強します」とどこの誰かもわからないような私にコメントを残す。
不思議なことに、こういう人は皆同じ内容のコメントを残していくのよね。
「勉強します!」
「腕を(センスを)磨きます!」
しかしだね、作家も職人も常に勉強し続けるし腕を磨き続けるし、それでも及ばない自分に絶望しながら努力して努力して仕事してるのよね。
一流の作品を(美術品も骨董品も)見て、目を肥やしながら一生勉強し続けるのが当たり前なのに、今さら「これから頑張って勉強します」と会ったこともない私にわざわざ宣言しているあたりで彼女たちの「器」のサイズが見えてくるってもんでしょう。
結局、業者に用意された「ハンドメイド作家」っていう座布団にいい気分で座ってるだけなのよ、あなた。
そんな手軽な人は作り手でも売り手でもない。
ただの世間知らずな「お客さん」でしかない。
お客さんだから用意された座布団の上でいい気になって文句を言い続けるのよ。身に覚えがあるでしょう。
いままでお客さんでしかなかった人が、ただのお客さんのままで「作家」になってしまったのね。自分の前に用意されたものに飛びついて、目の前にぶら下げられた情報を「自分で考えて判断」したと思って飛びつくおめでたい頭をお持ちのようだ。
材料屋のお客さん、ハンドメイドマーケットにとっても作家はお客さん、そして思うようにいかなくて、なんかおかしいな?と思って検索するうちにたどり着いた、私のしょうもないブログで何か気づいたつもりになって「勉強します」という。
無防備すぎて、私から見ても格好の餌食にしか見えない。
(/ω\)おだてられていい気になった主婦はカネを吐くからな
最後の最後まで搾り取られ続けるよ。
あのね、私はハンドメイドブームで儲かった人たちの残りかすをさらっているハンドメイド作家です。つまりね、私のターゲットになっている人はすでに「残りかす」なんですよ。
あなた、言ってることわかります?
私は少々頭が悪いうえに重箱の隅をつつきまくるタチの悪い人間です。
そんな私のブログは不確かで危うい情報のほうが多いはず。そしてそんな不正確な情報もまた、お金を稼ぐための罠だったりするかもしれない。
アナタは私の書いたこのブログをご自分で探して見つけたと思っているのかな。私が目的を持ってアナタの目の前にぶら下げているとは思わないのかな。物の見方が狭くて小さいからそんな見方があることにも気づかないのよ。
私はハンドメイド作家を自称しているけれど、本当にハンドメイド作家なのかどうかも分からないのに、ブログを簡単に信じていてはダメだと思う。
それをわかっていてこのブログを読んでいるかどうかでも天地の差があるのよ。
こんなこといちいち書いてあげないとわからない人だから他人のブログを漁ってわかったような気になるワケで。
そんな人はただの引き立て役になっておしまい。
ハンドメイド作家はあなたには向かないと思う。
いちいちコメントとかいらないから、悔しかったら努力してのし上がってみたらどう?