シアンです。
本日はハンドメイドとは全く関係のないお話なんですが、ダイヤモンドを見てきました。ジュエリーショップへ。
こども二人、パートナー一人、アタシ。
どう見ても貧乏くさい家族連れ、場違いな普段着。
スーツ姿の店員さんがお出迎えしてくれる、高級ジュエリーショップへ行きました(田舎だからお店の周りも田んぼなんだけどね)
いやぁ、楽しかった。
なにしろ普段見れないような宝石がいっぱいならんでおる。
いろいろなダイヤのネックレスを首にかけていただいて「お似合いですよ」と店員さんが言ってくれる。
うわーアタシの首にダイヤモンド。(≧▽≦)
さて、ここで困ったことが起こるワケです。
店員さんがアタシをおウチに帰してくれない (/ω\)アカーン!
そもそも見に来ただけで、その店で買うつもりもない
じゃぁ行くなよって言わないでください。
だって、ダイヤモンド見たかったんだもの しくしく
(見たかったのではない。本当は欲しかった)
それでもダイヤモンドは輝くノダ
店員がドアを開けてくれないので帰れない雰囲気になりました。
雰囲気にのまれてはいけません。ここで押し問答が始まるわけです。
私「見に来ただけなので買うつもりありません」
店員「ダイヤモンドはご縁なので、今購入を決めたほうがいいんです」
私「気に入らなかったので、おたくとご縁はありません」
店員「資産価値としてご購入されたらいかがでしょう」
私「手持ちのお金もないのに資産買えるわけないでしょう」
店員「当店では銀行振り込みですので、振り込んでくだされば今日お持ち帰りいただけます」
私「でも、たいしたダイヤ無いじゃん、この程度じゃ資産になんないよ」
店員「当店のダイヤモンドは非常にクオリティーの高いものです 怒」
そんな中、パートナーは最初から宝石店の雰囲気にのまれてしまい、あいまいな笑顔のまま固まっていましたが
実はおウチへ帰るための決定打がウチのパートナー。彼はここぞというときに「いい仕事」をするんです。
彼、
なんと
歯に「のり」がくっついておる。
しかも前歯(昼にのりラーメン食ってた)
(/ω\)
うわー。すごーい
私も店員も彼に(前歯ののりに)釘づけです。
歯に「のり」をつけたまま微笑んで固まっている人がさ、ダイヤモンド買うと思う?
まぁ、そんなこんなで店員さんもしぶしぶ解放してくれたわけです。
(一時間くらい、その店員に軟禁されてました)
ここでは、「資産」というキーワードを使って宝石を売るようなお店では普通の人は買わないほうがいい、と個人的には言いたいです。
宝石店では実際に
「透明度」「屈折率」「〇〇カット」「〇カラット」と、普段我々が接していない「素敵ワード」全開で営業する販売員がいます。
高額商品だと、雰囲気にのまれて委縮してしまう人もいますが、そういう人はそもそもそういう宝石店へ入ってはいけない。
販売員に「屈折率」がナントカって数字をからめて説明されると、なぜか「ああ、そうなんですか」と、わかったふりをしてしまう不思議。
特にダイヤモンドの場合、1カラットに満たないダイヤでも、桁違いの金額になるものがあるので、購入に躊躇している人に後押しするために「資産になりますから」と言いきる店員さんもいます。
慣れないお客様は、色々な数字を提示された後の、店員のこの一言で「それもそうね」って、思ってしまうかもしれない。
違いますからね。
所詮1カラット未満のダイヤに、いうほどの資産価値はございません。そもそも資産価値のあるダイヤモンドは庶民には買えない値段だと思うのです。
何を言われようとも迷ったら買わないことです。
資産になるから買うのであれば金の延べ棒を買ったほうが良いと思います。
そして店員のゴリ押しに困ったら
歯にのりのついた亭主。
またね