黒いレジェンドになりたい(意味不明)ハンドメイド屋のシアンです。コンバンワ
今日は久々に仕事が無い。
材料が無くて仕事にとりかかれない状況となりました。
私は作業計画を立てているので、作業計画にあわせて材料を事前に購入しています。ずいぶん前に材料を発注しているんですよ。
しかし発送が遅れているのですよ。忙しいんだって。
ソワソワして待っています。
そんな状態でありますので、当然作品在庫も不足してくるワケです。
仕方ないのでネットショップを一時的に閉めて、お客さんの流入の多いハンドメイドサイトcreemaに在庫を集中させて販売してみます。
私の場合、作品がすごく売れる時期と、売上が3万にも満たないような売れない時期がある。非常に不安定な落差があるので、やっぱり売れる時期に売らなアカンわけです。
つまり売れる時期に欠品していてはアカンわけです。
そしてアカンアカン思いつつも、やっぱり毎年欠品する不思議。
(/ω\)アッカーン!
おかしいな、毎年計画通りにいかない。
計画通りに仕事してお金をいただく、っていうのは何年経っても難しい。
あれ、前置きが長かった。今日は友人の仕事の話をするよ
彼女の仕事はパンの移動販売
現在私は生まれ育った所より少し離れた場所に住んでいますが、仕事で地元のホテルをアチコチ回りますのでたまに高校の同級生に偶然会うことがあります。
同級生A子
戦闘レベル:女子力高レベル。
高校3年の頃、高校卒業前に妊娠。卒業とともに出産・結婚、家庭に入る、というツワモノ。夫の両親の介護が終わり、こどもが大きくなったので働き始めたようです。
この同級生A子と会ったのは私が委託販売をお願いしているホテルのロビーです。彼女はパンの移動販売をしていました。
パンの移動販売ですよ?
工場に発注して焼いたパンをトラックにのっけて売り歩くアレですよ。稼げるかどうかは売るパンにもよるらしいんですが、自分でパンを発注して自分のお金で仕入れて販売するタイプの移動販売。売っている人がすぐ辞めちゃうってヤツ。
『パンの移動販売のお仕事、ただいまやる気のある方募集!』とかのチラシは新聞広告にはさまってたりするのでたまに読むのですが、正直言ってチラシを見るたびに「どういう人がこの仕事を選ぶのかな?」って思ってました。
答え:
A子。( ̄▽ ̄)まぁステキ❤
女将さんがパンを買うことがあるので、定期的にホテルにやって来るそうです。パン1~2個(150円程度)を売るために時間とガソリン使ってやって来る。
まぁ、あちこち巡回しながらやって来るんでしょうけど、1人で1000円2000円と買い込んでくれるお客さんは少ないと思います。
「ごめんね!すぐ行くから!」と忙しく飛び回る女将さんの手が空くまで、A子はずっとロビーの端っこで突っ立って、黙って下むいて待ってました。
えっと、なんか、大丈夫? (/ω\)放置プレイ?
下むいてつまらなそうに立っているA子を見て驚きました。
商売なんて気さくにお客さんと話してナンボだと私は思ってます。
黙って下向いている売り子さんって話しかけづらいです。
まぁ、友人なので話しかけましたけど。
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結局私もパンを買いました。
予想はつきましたが、女将さんがパンを買った後、私の仕事が終わるまで彼女はホテルの出口に張り付いて待ってました。
私に150円のパンを売るために15分ほど待っていました。
果たしてこれで採算がとれるかな。
(会社の食堂とかでお昼に150円~200円のパンを毎日数万円分売ってたりするのかな)
付き合いで私もパンを買いました。(/ω\)もう断れないよねー。
「お薦めのパンはどれ?」と訊いてみたんですが、A子は自分が売っているのにも関わらず、どのパンが美味しいのかわからないようでした。
私がパンを選んでいる最中、ずっと「高校時代が懐かしい。」と言い続けていただけです。
私、パン屋でパンを焼く仕事をしていたので言わせてもらうんですが
パンがべしょべしょになっちゃってたじゃん(怒)
もちろん工場で作った袋入りのパンをトラックで売り歩く仕事なので、移動中においしいパンがべしょべしょになるのは工場のせいでも彼女のせいでもありません。
しかし、これを飽きずに毎日食べたい人がどのくらいいるのでしょうか。
納品のたびに毎回会って、付き合いで購入するのは正直避けたいレベルのパンです。
私はホテルの納品の時間を変えました。( ̄▽ ̄)その程度の関係です
以上が数か月前の話。
最近、ホテルの従業員さんに彼女がまだパンを売っているのか訊いてみたんです。
答え:
ずいぶん前から見ないそうです。( ̄▽ ̄)こりゃまいったね
せめて、飽きずに買って食べたくなるおいしいパンだったら良かったのに。
もっと「このパン、本当に美味しいんだよ!食べてみて!」ってA子が笑顔で言えたら良かったのに。
自分の仕事を振り返ってみる
他人の足元ばかり見ているけれど、私は来年まで今の仕事を続けていられるのかしら。
ブログもハンドメイドも飽きられたらそこで終了。
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またねー。