オハヨ、コンチワ、コンバンワ! ハンドメイド屋のシアンです。
それはゲームから始まった。
ひっこぬかーれて、あなただけについてーゆくー
こどもたちは昔流行ったピクミンのゲームに夢中なのです。
ゲームの設定上の生物で、『赤、青、黄の3種類存在し、それぞれに独自の思考で行動する生物。1匹ずつでは非力ながら、最大で100匹まで引き連れることができる。物を運ばせたり、障害物を壊させたり、襲いかかってくる敵と戦わせながらゲームを進めていく。』
アタシは詳しく知らないけど、野菜や花の妖精みたいな感じの奴らで、カワイイ。
(以下、Wikipedia抜粋)
植物とも動物ともつかない奇妙な二足歩行生物である。
ひょうたんをスリムにしたような体に、頭の頂点から葉あるいはつぼみ、あるいは花がついている。このついているものによって走る速さが変わる(花ピクミンが一番速く、葉ピクミンが一番遅い)。また、色事に微妙に身体的特徴が異なる。
画像:ニンテンドーより
任天堂 E3 2012情報 | ソフトウェア | Pikmin 3
アタシから見ていても可愛い奴等で、主人公の後ろをけな気について歩いてくる。食べられても食べられてもついて歩く。しかも大量の数だ。
小さいピクミンがいっぱいでカワイイ ( ̄▽ ̄)
ピクミンが実在していたらぜひそばに置いておきたいものである。
あのカワイイ奴らをたまに踏み潰してみたいものである。
ここで、本題。
小さいほうの息子がある日、私に、こうのたもうた。
「おかしゃーん、(お母さーん)。あのねぇ、息子くんねぇ、大きくなったらピクミンになりたーい」
( ̄▽ ̄)じゃぁ、大きくなったら食べられちゃうんだね
「・・・。おかしゃーん、酷い」
( ̄▽ ̄)だって、自分で言ったんだろ!
( ̄▽ ̄)食べられるのが嫌なら普通の大人になれよ
息子は大人になったら人間ではなくなってしまうのだ。
アタシは断固阻止だ。
母として、ここは譲れない。
「おかしゃーん、息子君ね、大人になったら青ピクミンになる」
また始まったか・・・。
( ̄▽ ̄)ピクミンって、食べられちゃうんだよ?イヤでしょ?
「大丈夫!逃げるから」
毎日息子とアホゥな会話をくり返す。(/ω\)
ある日、
返事が面倒なくらい忙しいときに、また始まった。
大急ぎで洗濯物を干しながら、朝の保育園に行く準備をしている最中である。
「おかしゃーん、あのねぇ、大きくなったらねぇ、ピクミンになりたいの」
( ̄▽ ̄)なれば?
私は忙しさのあまり、息子がピクミンになることを認めてしまった
(/ω\)あぁ、どうしよう
「いいの?」
( ̄▽ ̄)大きくなったら立派なピクミンになれるといいねぇ
「・・・。」
( ̄▽ ̄)何色のピクミンになるの?
なにしろ息子はピクミンになるのだ。イヤだけど認めてしまった以上、母としては息子が何色になるのか知っておかねばならない。
息子はしばらく考えてこう言った
「おかしゃーん、やっぱね、息子君はねぇ、人間だからねぇ、ピクミンになれないと思うんだよ」
( ̄▽ ̄)「そっかぁ、人間はピクミンになれないのかぁ」
「人間はさぁ、大人になっても人間なんだよぅ、おかしゃーん」
(/ω\)お母さんもさ、そんなことさ
知ってるよ?(/ω\)
あぁ、もう、めんどくせーな
母ちゃん、忙しいんだよ、勘弁してよ、と
私は心の中で泣きそうになりながら洗濯物を干すワケです。
息子はあの手この手を使ってアピールする
母ちゃんの洗濯物がまだ終わらないのに息子は母ちゃんに絡みつくのです。
「おかしゃーん、息子君、ピクミンにならなくていいから猫飼いたーい!」
「おかしゃーん、息子君、犬飼いたーい!」
「おかしゃーん、ウサギがいいなぁ」
ピクミンブームが去ったら瞬時にペットブームがやってきた。
(/ω\)頭ん中、どうなってんだよ。
どうやらこの5歳児はまた一つ大人の階段を上った模様。
またね!