家でハンドメイドだけでなく商品ライターの仕事を頑張っている私です。皆さんコンニチワ
花粉の季節が近いこの時期はどうしても体がだるくなるので、最近は午後に30分ほど横になることにしています。
皆様におかれましては、これを「主婦の昼寝」と呼ばないでほしい。
たとえ体は横になっていても私の頭の中はフル回転。一生懸命仕事の原稿の構成を考えたり、素敵な文章を考えているのです。(脳内の仕事は自己申告)
そんな平日の暖かい昼下がり、子ども達がゲームをしていました。子どもたちはゲームのことでず~っとケンカして騒いでいるのね。
横になっているとはいえ脳内をフル回転させている私です。こんな状態では気が散って仕方がない。静かに文章を考えたりできないので困るワケですよ。仕方なく私はこども達に注意しました。
「今、お母さんは難しい原稿の構成を考えているから、静かにしなさいね」
そうです。お母さんはハンドメイドの他に、大事な仕事の原稿をたくさん抱えているのです。あなたたち(隣で騒いでいる我が子)のために頑張って働いているのです。
すると長男がニヤニヤしながら言い返してきました。
「お母さん、今日もいびきかきながら仕事するの?」
(/ω\)
お母さんは今日もいびきかきながら仕事しますよ。
まぁ、そんな冗談はさておき
本日のブログは手作りについてサクッとご紹介していこうかと思います。お暇な方はどうぞお付き合いくださいませ。
オバサンが部屋でフフフと笑いながら作る、小さなヌイグルミ
ハンドメイド作家になってから、たくさんの素敵な布を使って作品を作ってきました。
作品になって私の手を離れていった布もあれば、手元に残ってしまった布もあります。柄が古くなってしまった布・小さなハギレだけど捨てるには忍びない綺麗な柄の布。
そんな布を私は段ボール箱に突っ込んでいます。
今年に入って段ボール、弾けました。(/ω\)アカーン
「何かに使えるから」と段ボールに詰め込んで結局何に使うこともない布ではありますが、
たくさん布が集まると何故か私は黙々と小さなヌイグルミ作りを始めます。
小さなハギレからは小さなパーツ。大きめのハギレからは大きめのパーツ。
パッチワークのように柄を変えて布を切り出していくのです。
利益は出ないくせに時間と手間がかかるヌイグルミ作りですから、掛け持ちの仕事や家事の合間に作業します。20体ほどのパーツを切るのに丸2日かかりました。
私の鼻息でもどこかへ飛んでいきそうなくらい小さなパーツもあります。
パーツを鼻息で飛ばしてしまう前に縫製してしまいましょう。
小さなヌイグルミはミシンで一気にパーツを縫っていきますよ。
糸を切らずに全て縫っていくので、パーツは全部つながっています。
全部つながっているから小さなパーツを紛失することもありません。
20体を作るとなると手や足のパーツがたくさん並びます。
糸を切るとバラバラになって整理がつかなくなるので、糸を切らないまま縫製したパーツを表側にひっくりかえして綿を入れます。
綿を入れてひっくり返したパーツを本体にくっつけていくんですが、
ヌイグルミ作りで私が一番楽しい時間は、お顔に刺しゅうをしている時間です。
綿が入ってふっくらした頭のパーツに、ニッコリ笑うクマさんになるように刺しゅうする作業があるのですね。
刺しゅうはもちろん手作業です。
夢中になってヌイグルミのお顔を刺しゅうしている私、ふと気が付くと私まで必死に作り笑いをしています。
さあ、笑顔のクマちゃんにボタンのお目めをつけましょう。
待ち針を使って目をつける位置を決めていきます。
ヌイグルミ作りは結構シュールです。
20体全てのお目めに待ち針が突き刺さっていますが、クマちゃんはみんなニコニコ笑顔で目を縫い付けてもらうのを待っています。
お顔が出来上がったら本体にくっつけていきます。
丸いお顔がどこかへ転がっていくと困るので、つながるはずの本体に顔を抱っこさせて置いておきます。
人形は一部ですが、こんな感じです。
この状態で20体が嬉しそうにニコニコしながら本体につながるのを待っているのですね。
作っている私は、この光景を見るのが好きです。
「さぁ、お前たちの顔を体につけてあげよう」って片っ端から頭を体に縫い付けているあいだもクマが嬉しそうに笑いかけてくれて『キャー、みんなカワイイ~』とか思いながら作業してます。
オバサンが部屋でフフフと笑いをしながら黙々と作っているんですね。
実は先週から手を痛めてしまったので残念ながら作業が中断しているんですが、もうすぐ小さなハギレからクマちゃんがたくさん生まれますよ。
クマちゃんは約18センチです。
さぁ、次はクマちゃんのお洋服を作りましょうかね。