この記事は2016年7月に加筆・修正しています
シアンです。ハンドメイドはお好きですか?
お好きなら「ハンドメイド販売」や「ハンドメイド作家」に憧れたこともあると思います。今はすぐにでもハンドメイド販売を始められる環境が整っていますので、ぜひ試してみることをお薦めします。
今回は販売方法について何かとよく聞かれるのでまとめてブログでご紹介します。
ご自分にあった方法をお試しください。
今はいろんな人がハンドメイド販売について書いていますので、片っ端から試してみるのもいいと思います。
さて売るならどこで売るの?本日のお題は「実店舗で委託販売」です。
委託販売できる実店舗例
雑貨屋
主婦が「自分で作ったものを販売してみたい」と思って実際に思いつくのは雑貨屋などの実店舗ですかね。
主婦が好みそうな雑誌には雑貨屋などでの成功例が多く掲載されており、とってもおっされーな感じです。
わりとハンドメイド雑貨を置いてくれる店も多いのでチャレンジしてみてください。
雑貨屋さんで好まれる商品って何でしょうね。
以下は好まれて頻繁に使われる表現ですが
「ナチュラル」「無垢(または天然)の素材」、
もしくは「ヴィンテージ」「アンティーク」な雰囲気・「シャビー」「ジャンク」などの言葉で連想される商品を扱う雑貨屋をイメージしてください。
ご自分の作った手作り商品は、それらの商品と同じイメージに当てはまりますか?
もし「この素敵な雑貨屋さんに私の商品も置いて欲しい!」という明確なイメージのある方は、雑貨屋さんの雰囲気や商品価値に見合ったものを作る必要があります。
例えばヴィンテージをイメージしたお店では雰囲気を大切にしますから「ヴィンテージの布や輸入されたこだわりの布」で作った商品をもっていく必要があります。
なお、作品にはかなりのクオリティーを求められますので、自信のある方以外は敷居が高いのが現実です。
そして、作家同士で作品を並べられるとクオリティーの粗い作品が目立ちます。
似たようなジャンルの作品がたくさん並ぶような店ではハンドメイド作家同士でお客さんの取り合いになることもあるので注意が必要です。
ハンドメイド雑貨のお仕事BOOK 「好き」を「仕事」にする!
- 作者: マツドアケミ
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2013/12/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (3件) を見る
わたしの手作り雑貨を売るためのポイント80 (コツがわかる本)
- 作者: マツドアケミ
- 出版社/メーカー: メイツ出版
- 発売日: 2010/09/30
- メディア: 単行本
- クリック: 15回
- この商品を含むブログを見る
フリーボックス
ハンドメイド専門店舗では、プロの作家のブースのほかに、素人用にフリーボックスを置くところもありますね。
毎月管理料を支払って指定の棚にご自分で商品を並べることができる場所です。
誰でもどんな商品でも簡単で気軽に始められるのがいいですね。
他の人の作ったハンドメイド商品を見ることもできますから、何かと参考になることもあります。
明確に言いましょう。
売れません。
「とても売れる」って評判のフリーBOXって、聞いたことある?
他にはどこがいいと思う?
あなたにとって身近な所がいいです。気軽に頼んだり相談できる場所。
そうですねぇ、例えば「美容院」はどうですか?
行きつけの美容院があるのならぜひ頼んでみませんか?
特にアクセサリー類(ヘアアクセサリー含む)は美容院と相性がいいと言われます。
女性客の多くはカットを待っている間に何気に見てしまうし、そうなると買う気がないのに欲しくなってしまったりします。
もともとシャンプーやヘアワックス・化粧品・ヘア小物などの販売をしているし、雑貨販売も抵抗なく了解してくれるオーナーさんもいるはず。
あ、それおもしろいね。と言わせるようなプランがあればなお結構。
美容師さんの立場になって
「カットを待たせているお客様の暇つぶしになって、なおかつお客様が喜んでくれる」
という視点でアプローチすると反応が良かったです。
あと美容師さんはいろんなお客さんを知っているのでツテを紹介してくれることもあります。
私の場合「こんな仕事はじめたいの」と美容師さんに話していたら、ホテルや女性専用サロンのオーナーさんを紹介していただきました。
まだ商品を作ってもいないのに、販売する店舗が決まってしまい、2週間ほとんど寝ないで製作した覚えがあります。
(経験上ノープランで相談・契約してはいけないんだな、と思います)
いずれにせよ実店舗は委託料がわりと高めですし、契約料・管理料・場所代などお金にかかわることは最初にきちんとお話して条件をすりあわせましょう。
特に売上金の請求方法については先に打ち合わせておくと安心です。
自分は素人で、相手が社長やオーナーだからといって、遠慮してはいけません。
「私だってこの仕事のオーナーだ」と自覚して無理な条件は断りましょう。1年もするとだいぶ神経も太くなります。
おうちショップを考えてみる
毎日開くのではなくて、週に2回開いたり、専門技術を生かして不定期でワークショップを開き、お客さんにハンドメイドに親しんでもらいながら作品を販売したり、という方法もあります。
ただ、不特定多数のお客さんを家にいれるのは難易度が高いです。
一軒家なら、自宅に併設して小さな部屋を作っても良いかな、と思います。
画像は物置なんですが、こんなイメージの小さな部屋で事務所兼ショップ兼工房を作ることも可能だと思います。実際に別荘地ではこのような小さな小屋を家の庭に作ってハンドメイドやハーブ、ガーデン用品を販売している方もいます。
家で生徒さんに専門技術を教えながらハンドメイドを自宅とネットショップで販売する方法もあります。長くなるので以下の記事を参考にしてください。
他の方法を試してみる
自分だけのお店を作ってしまいますか?
それならまずは初期投資不要のネットショップで試してみてください。
ネットでのハンドメイド販売についてはこちらの記事をどうぞ
いわゆるハンドメイドマーケットと呼ばれるサイトです。
ネットショップはハンドメイドマーケットだけではありません。
自分でネットショップオーナーとして、ネット上に自分のお店を持つこともできます。
無料でネットショップオーナーになれるサービスで有名なBASE
ハンドメイド販売サイトと同じくらい気軽に登録・販売ができます。
システムも使い易く、自分のイメージでレイアウトをカスタマイズでき、自分だけのお店を作ることが可能です。
実店舗で販売しきれなかった在庫をネットショップで販売するのも効率的。
BASEでは随時以下の広告からネットショップオーナーの登録を受け付けています。自分のオリジナルネットショップを作ってみたい方は、登録が無料なので検討してみてはいかがでしょう。
BASEについては以下の記事で詳しく書いています。ご覧ください。
ここらでお時間になりました。ではまた