オハヨ、コンチワ、コンバンワ! ハンドメイド屋のシアンです。
先日ブログでお問い合わせがあった「例のサイト」
ちょっと面白いしくみの商売ですので、今回ブログで取り上げてみます。
恐れ入りますが、今回はわかる人のみの話題です。
なので、そんなに面白い内容でもありません。
例のサイトって何?
一見すると通常のハンドメイド委託販売サイトを思わせる販売サイトですが、実際には他の正規委託サイトの作家出品ページを一部(全部?)無断転載して紹介、閲覧者が紹介された商品を購入できるサイトです。
(この「例のサイト」側の販売方法に疑問があるため、出品商品の販売については「紹介」と表記する)
実際に紹介された無断転載の商品については購入ができるようですが、正規のサイトに比べると3割増しくらい高い値段設定になっています。
何が問題なのかというと、
ハンドメイド作家本人が知らない間に「例のサイト」に出品ページをコピーされ、あたかもハンドメイド作家本人が「例のサイト」で出品・販売しているかのように見えるのがハンドメイド作家にとっては問題なのです。
(勝手に転載されて知らないサイトで自分の商品の販売ページを作られるのは気持ち悪いし不愉快だと思います。)
ハンドメイド作家のページを無断転載しているくせに、このサイトの内容については無断転載等が一切禁止されているため、ブログで細かく書いたらアウトなカンジです。
個人的な質問の投稿やコメントならいいと思いますが、ブログで取り上げると面倒臭いことになりそうですねぇ ( ̄▽ ̄)
なので「例のサイト」としてご紹介します
面倒くさいことになりそうだったら関係ページとコメント欄を消去することにします
「ハンドメイド作品が売買できる・・・〇〇」サイト概要
さて、ここではアタシ(シアン)の商品を例にご説明していきます。
私は「例のサイト」に商品を紹介(出品)するようにお願いした覚えはありませんが、他の正規の委託サイトの出品ページが完コピされて、「例のサイト」に勝手に紹介(出品)されています。
うはっ! ( ̄▽ ̄)こりゃスゴイね!
「例のサイト」の販売のながれ 注:以下推測です
- 正規の委託サイトの作家出品ページを「例のサイト」が勝手に自サイトに転載
- お客様が「例のサイト」で商品を注文する
- お客様の代わりに「例のサイト」が正規委託サイトで商品の在庫を確認
- お客様が「例のサイト」に入金(購入)する
- 「例のサイト」がお客様名義で正規委託サイトで購入手続きを行う
- 作家は正規委託サイトの通常手続きに則って商品をお客様に発送する。
このような流れで購入できると思われます。
作家や正規委託サイト側、購入者にも、第三者が売買に介入しているとは気づかれにくいシステムですね。
仮に、商品が正規委託サイトで販売済みになっていても、販売キャンセルや返金ができるように支払いはカード払いのみ、のようです。
(細かく見ていると現金払いもできるとか書いてあるが、基本カードしか選択できない)
「例のサイト」は委託販売業者ではない
あたかも通常のハンクラサイト(委託サイト)のようなページの作り方をしていますが、「例のサイト」は委託販売業者ではありません。
販売の流れを推測する限り「売買代行業者」もしくは「購入代行業者」だと思われます。
(輸入代行業をイメージするとわかり易いと思います)
実際に海外のバッグを「輸入代行しているみたい」だし、代行業なら合法な商売です。
つまりお客様の代わりに、商品を購入する、という代行業者です。
代行して商品を購入するのが業務ですから、このサイトはトラブルにならない限り問題はありません。( ̄▽ ̄)まぁ、アウトなカンジはするんだけどね。
ちなみに正規委託サイトでの商品が4000円くらいなのに、「例のサイト」では6000円くらいの価格が表示されていますので、この場合、差額の2000円が代行手数料のようですね。
手数料が高いように見えますが、このサイトの商品の紹介数や紹介方法を見る限りでは商売として成り立っていない、注目するに値しない程度のサイトだと言えるでしょう。
もう少し掘り下げてみます。
会社の概要には会社の代表者の表記がありません。
電話での問い合わせもできません。
サイトの画像や案内文等、サイト全体が稚拙です。
あるページでは海外発送もOKと書いてあるのに、あるページでは発送は日本国内のみ、となっているなど、内容の矛盾が各所にみられますね。
誤字脱字があり日本語に違和感もある。
住所や事業内容を実際に確認しました。
あぁ、関係者は日本人じゃなかった。(/ω\)やっぱりだよ。
「例のサイト」の従業員の数なんて正規委託サイトの従業員の10倍です。
あり得ない数です。
まとめ
関わらないほうがいいとおもう
次回はもう少し深く掘り下げていきます。
またね!
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