ちょっとカッコイイ照明を作業場につけて、オサレハンドメイド作家になりたかったシアンです、こんにちわ。
インテリアに興味もセンスもない私がオシャレな照明を買った・とりつけた経緯はこちらをどうぞ。
作業スペースが格段に明るくなったので、夜に仕事が止まらなくなってしまったのがアレなんですが、1月から3月までのハンドメイドの追い込みにはかなり役に立つと思う。
もっと素敵女子みたいなオサレ照明はなかったのかと言われれば、私が地団太踏んで悔しがるので何も言わないで通り過ぎて欲しい。
殺風景女子の仕事
インテリアにそこまでの興味もない私ではありますが、ハンドメイド作業の合間には、アンティーク屋の商品ライターの仕事をする。アンティーク商品のアレコレに文章をつける仕事をちょこちょこと頂いているのですね。
正直、アンティークそのものの素晴らしさにはあまり興味が無く、有名なお店のスタッフという肩書がもらえるからとか、昔の家具職人の技法が見れるからとかいう、簡単な理由で仕事をもらいに行った私です。
ただ、アンティーク自体に興味が無いままでは良い文章が書けないので、アンティーク大好きな主婦に自分を置き換えて商品を眺めながら文章をひねり出している。
人というのは不思議なもので、「好き、素敵」を頭の中で繰り返すうちに
好きになるんだよ (/ω\)なんてステキなのかしら
ミイラ取りがミイラ。
暗示って怖い。
アンティーク家具の参考資料を眺めては「素敵だわー」って眺めてる自分が不思議なのですね。
だが、我が家は築40数年の家である。
部屋のほとんどは畳で、昔の畳の部屋というのは家具を置かなくてもいいように押し入れが付いているのが基本的仕様となっている。
そのため我が家の居間にはテーブルとテレビ・テレビボード・電話台しか置いていない。
畳だから椅子だって要らない。(しかしソファくらいは置きたいな。)
最小限の家具だから8畳の部屋だって広々だ。掃除も簡単。
家具不要。(/ω\)THE 殺風景
私の脳内では昔から、きれい(クリーン)=綺麗(ビューティー)=何もない部屋=絶対正義という基本方針があるらしく、どのように室内のインテリアを改造しても最終的に殺風景になる。
残念ながら家具を素敵にインテリアに組み合わせて生活することは生涯なさそうである。
そんな私が、今、商品ライターである。
仕事中はナチュラルインテリアが大好きな主婦になりきって、ヴィンテージのパイン材ダイニングテーブルがどんなにオシャレなのかを紹介する文章を書いたりする。
紹介文を書いているうちに欲しくなって、似たようなデザインを探したりもする。
サイズと年代の書かれた資料画像を見ながら、実際に見たことも触ったこともないアンティーク商品について想像をめぐらし、ぬけぬけとインテリアの組み合わせ方まで書いたりするのよね。
それが仕事とはいえ、殺風景な部屋を見渡すと、なんだか可笑しくてたまらない今日この頃の私だったりする。
本日は以上でーす。