こちら田舎ガーデナー兼ハンドメイド作家のシアンです。こんにちわ
秋ですね、秋ですよ
庭では私の愛するワレモコウが紅の花をつけています。
バラのように派手で華やかではありませんが、静かな秋の庭にしっとりとした風情を醸します。
『我もこうなり、ワレモコウ』
このあまりにも有名な一句を、毎年ワレモコウの咲くころに思い出すのです。
ひっそりと控えめ、地味で目立たない花のはずなのに、美しい紅色で秋の庭にひときわ存在感を増すワレモコウ。美しいってそういうことなのだな、とため息がでる。
そして、糸ススキと一緒に庭に植えたワレモコウを見て
野の花は野に咲いてこそ美しいのだなぁ、と。
庭を作って、園芸品種を植えまくった私は今、あらためて野に咲く花の美しさを想うようになりました。歳かな。
今日はね、つっち―(id:Daisuke-Tsuchiya)さんのブログ読んで、私もジョウロについて書いてみようかなと思いました。この記事ね。
読んでいて突然舞い降りてきたんですよ。「じょうろ」がwww
ガーデニング・土いじりをする私がお薦めする【厳選じょうろランキング】
アイリスオーヤマのじょうろの使い勝手は個人的にイマイチでした。
ブリティッシュウォーターポットとかいう素敵な名前がついていますが、そんなにブリティッシュな雰囲気でもありません。
実はこのジョウロ、結婚して夫が買ってきてくれて使っていたのですね。水の容量は3.5Lなので初めてのベランダガーデニングならこのジョウロで十分だと思います。
ただね、花に夢中になったことのある方ならわかると思うのですが、花苗をついつい買いすぎて植木鉢がどんどん増えるんですよね。バラの大苗やアジサイ等の大きな鉢を3~4個ほど揃えたりすると、3.5Lのジョウロでは容量が足りなくなります。
このジョウロ、見た目はいいのですがジョウロに使われている樹脂が紫外線に弱く、また寒暖差も関係しているのか使っているうちに表面が劣化してガサガサと汚くささくれ立ってきます。
私は白いタイプを使っていましたが3年ほどで灰色に変化して薄汚くなりました。汚れているのだと思って何度か洗いましたがキレイにはなりませんでした。
これを使うなら劣化を避けるために直射日光の当たらないところで保管したほうがいいと思います。
あとね、このジョウロはハス口(じょうろに差し込んで使うシャワーの口部分)の差し込み口がすぐに劣化します。ひび割れてきて水が漏れてくるようになりました。
この矢印の部分ね。
まぁ、水漏れは外で使う分には問題ないのかもしれない。私はストレスでしたが。
見栄えは良いんですがね。
私は大きな鉢で花木を育てていたので、お風呂の残り湯をバケツに汲んで、一晩冷ましてからジョウロに水を入れて使っていました。
このジョウロはデザイン上、ジョウロの水を入れる開口部分に持ち手がありますよね。
バケツから水を注ぐ際に、この持ち手に水があたってこぼれるんですよ。水道から水を汲むぶんには問題ありませんがね。私の使い勝手からすると少し使いづらかった。
見栄えはいいんですがね。
で、最初にも述べたように、紫外線や寒暖差に弱いのか表面がささくれて薄汚くなってきて、最終的に注ぎ口がポッキリ折れました。
矢印の部分ね。ここがポッキリいきました。まぁ値段も安かったので文句はないんですが、キレイで使いやすかったのは最初だけ、という印象。
見栄えはいいんですがね。安いしね。劣化が早いけどね。
私いちおし! 使いやすいジョウロならナクレジョーロ
アイリスオーヤマのジョウロがポックリ逝った後、ガーデンセンターを探し歩いて見つけたジョウロがこちら。
私は現在、コレを使っていますよ。使って何年目になるかな、5年程度は使っていると思います。
水の容量は5Lでたっぷり入るので、鉢の多いガーデナーや水をたっぷり使いたいガーデナーにお薦めです。
これね、樹脂製なのにね、夏の炎天下のなかで放っておいても劣化しづらいのか全く色褪せもしないので、今でも買った時と同様の外見です。数年間使ってみて今さらナクレジョーロの使い良さと素材の良さに感心する。良いジョウロです。
このナクレジョーロは信頼の日本製。
同じ樹脂製品といってもアイリスオーヤマのジョウロと使い比べて「こんなに違うのか」と感心するほど丈夫。
ハス口の差し込み部分もひび割れないし、水漏れも無い。つまりストレスが無い。
ハス口は紛失しやすい部品ではありますが、きちんと本体につける場所があるので、そそっかしい私でも紛失ナッシング。便利です。
ナクレジョーロはデザインも良いですな。
容量は5Lなのにデザインが良いせいか、重さや大きさを感じません。非常に使いやすくタフですので、使いやすくストレスのないジョウロを探すならナクレのジョウロを強くお薦めします。
さて、ナクレジョーロはあの有名なメーカーのじょうろにそっくりです。
園芸好きの女性に根強い人気の「ホーズ」のコンサバトリーカン (ガーデニング ジョウロ )。
ホーズのジョウロは結構なお値段ですが、園芸主婦に根強い人気です。楽天ランキングでも園芸シーズンになると必ず上位に食い込んでくる。園芸雑誌にもたびたび登場しますしね。
こちらも樹脂製で軽く使いやすいジョウロだと思いますが、満水のジョウロを傾けても水が上の口からこぼれないように口を小さくするなど、ガーデナーにはたまらない魅力的な工夫が随所に施されています。
口が小さいからバケツの水がうまく入らないのよ (/ω\)手が震える~
蛇口から水を注水される方にはいいと思います。
ナクレのジョウロの2倍以上のお値段ですがね。私はナクレジョーロがいいと思っていますがね。
雰囲気を楽しむならブリキのじょうろでしょう
今だに主婦に人気のジョウロといえば、ブリキのジョウロです~。
ブリキのじょうろは今でも人気なのですね。4Lなので容量も十分。
ただ、ハス口の差し込み口から水漏れがすることがあるようです。ブリキなので仕方ないでしょう。勘弁してやります。
あと、夏の昼間に触ると熱い。むっちゃ熱いので気を付けてください。これもブリキなので勘弁してやる。(←何様)
まぁ、このジョウロは使い心地というより置いて眺めて楽しむジョウロでもあります。
特にジャンクガーデン(ブリキの雑貨を飾った庭)に良く似合うのですね。
素敵な雑貨を飾って部屋のように庭を楽しむというのは都会の小さめの庭やベランダガーデンに向いているのですね。ブリキのジョウロはそういった目の行き届く場所でガーデニングの雰囲気を楽しむタイプのジョウロかと思います。
細かいところまではどうしても目の行き届かない田舎の庭には向かないのです。
ジョウロを庭に放っておくとヘビが入りますし (/ω\)怖し
山の近くの庭では雑貨を並べてみてもすぐに虫が入ってしまうので、雑貨を並べたジャンクガーデンというのは難しいですね。秋には蜘蛛の巣がひどい。ジョロウグモがみるみるうちに太る太る。そして大きくなったころを見計らって鳥が食べてしまう。
この家に引っ越してきたばかりの頃「生態系はうまくできているなぁ」と感心して見ていました。
さて、じょうろを買うなら、春の楽しみのために球根もまとめ買いしましょう(←ゴリ押し)
明るく優しい春の色が幸せ。(ゴリゴリ)
(/・ω・)/
秋真っただ中。
わが家では春の準備をしながら、つかの間の秋を楽しむのです。
庭で収穫したカボチャは食用ではないのでハロウィン用に。
夫お手製のハロウィンのカボチャ。鼻をくりぬくの忘れちゃったんだって。
鼻が無いねって笑う夫。
愛嬌があって可愛いと思う、って私も笑う。
その辺で手軽に買ってきて間に合わせているだけじゃ
人生ってつまらないでしょ?
またね
庭関連記事