先日、minne mag.(ミンネマグ)で特別企画を見ました。
その名も
【特別企画】『作家さんの「お道具箱」を見せてもらいました』
どんなお道具箱かな~と何気に油断してページを開いてしまったのがいけなかった。
オシャレなお道具箱、明るい作業机、工夫して収納された色とりどりの材料。
どれをとってもオシャレで素敵。
私の心の中に広がるどす黒い妬み (/ω\)アカーン
(/ω\)
く、悔しい
天気のいい日でも、薄暗くて陰気な作業スペースで、寒さに震えながら白い息をだし、シモヤケをかばいながらミシン踏んでる私には受け入れがたい現実がそこにありました。効率だけを求めた我が「お道具箱」とはえらい違いじゃねーか(涙)
私の裁縫箱はトラスコですが何か。
トラスコのツールボックス、2段式で収納力も抜群です。
いっぱい道具が増えてフタが閉まりませんけど何か。(呪)
やはり、素敵な作家さんというのは明るくてオシャレな作業スペースをお持ちなのでしょうか。
妄想が妄想を呼び暴走を始め、私の心が妬みで黒く荒れ狂うワケです。
きっと暖かいお部屋なんだろうな。
寒すぎてガラス窓が凍ってカーテンが張り付いてとれないなんてことも無いんだろうな。
結露で安い壁板がベコべコになって真っ黒いカビが大発生とか
夜になるとネズミが数匹屋根裏を走り回るとか
昼間に畑ネズミが家の廊下で寒すぎて行き倒れてるとか。
ダンゴムシが、洗った鍋の中に落ちてきたこともあります
素敵な作業部屋とかいいなーって。(/ω\)
ぶっちゃけ
羨ましいさー
( ゚Д゚)
妄想が膨らみ過ぎて、すでに何か羨ましいのかすらわからなくなってくる。
たぶんピックアップされた作家さん方も「いえいえ、皆さんと同じですよ。そんなオシャレとかじゃないんです」って謙遜なさるんじゃないかなと思います。
謙虚って素敵ですね (/ω\)きぃ~~~
「オシャレじゃない」ってどういうことか、今日は私が教えてやるのですね。
ではオサレ作家になれなかった地味に不幸な中年女子のとある休日の出来事をご紹介しましょう。(今までの下りはただの前置きだった)
カメムシとワタシ
昨年の春のことでした。
我が家では毎年近くの山へお花見に行きます。桜の木がたくさん植えられた山で、桜が満開になる時期は一面桜色になる、有名な桜スポットです。
山の頂上は木が植えられていないので、日当たりも良くて暖かいです。頂上あたりの傾斜面に座り、桜を見下ろしながらおにぎりを頬張ります。
濃い桜色、淡い桜色、枝垂桜、山桜、八重桜。満開の時は視界いっぱいに桜の枝が広がってなんか嬉しい気分になる。
お花見当日。
山に登るので私は歩きやすいようにズボンをはいて準備しました。
山の近くまで夫が運転する車で移動します。
車に乗って助手席に座った時点でカメムシの臭い。(/ω\)くさっ
昔、ワイシャツにカメムシが隠れていることに気が付かずに高熱のアイロンでカメムシを押しつぶし、あまりの臭さに悶絶したことのある私はカメムシの臭いが大嫌いです。
靴の中に入っていて潰してしまったのかと思い、靴を脱いで確かめ、靴の裏を確かめ、荷物の中を確かめ、オシリで潰してしまったのかと助手席のシートを確かめ
どうしても見つからないんだけど確かにカメムシ臭が車中に漂うワケです。
でも家族はお花見に早く行きたいので、母としてはカメムシなんぞの臭いには我慢するのです。
車の窓を開け、臭いをごまかしながら桜の山へレッツゴー!するワケです。
桜の山の駐車場に到着して、山に登る前にトイレに行こうと思いました。(山にはトイレがありませんから)
近くのお店の新しくて明るくてきれいなトイレをお借りして、トイレの個室に入るワケです。
ズボンを脱ぐわけです。
ズボンとパンツの間にカメムシが潰れているワケです。
ズボンとパンツの間で私の股に潰されて身がはみ出てるカメムシがいるワケです。
(/ω\)
私の小と一緒に、潰れて中身がはみ出たカメムシは便器に吸い込まれて行きました。
私は素敵な家に住む、素敵なオサレハンドメイド作家になりたひ
またね~