ただいま思案中。

ハンドメイド作家がネットをさまよっています。

骨まで食べれるの!美味しいさんまのコンフィ(オイル煮)を作る

 

 

こんにちわ、シアンです。

 

この時期、足元の雑草すら可憐に見えます。

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イヌタデです。
ただの雑草ですが小さな桃色の粒ツブが可愛らしい。

さて、皆様はさんまのコンフィをご存知でしょうか。
さんまをオリーブオイルで煮る料理です。
低温でゆっくり加熱するので骨まで食べれます。

おいしいです~ (´▽`*)

簡単なのにとても料理上手に見えるので、私としてはいろんな意味で好きです。
画像は先日私が作ったさんまのコンフィです。

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さんまのコンフィはアチコチのブログで「さんまのオリーブオイル煮」として紹介されていますが、フライパンで作るレシピが多いです。
手順は簡単ですが、じっくり低温で作るので時間がかかる料理です。実はフライパンでの料理は火から目が離せないので長時間火にかける料理は結構大変。IHコンロで温度調節は可能でも長時間の時間設定ができなかったりします。そこで私はオーブンに突っ込んで放りっぱなしで作ります。

耐熱容器兼保存容器に材料を入れてオーブンに突っ込んで、忘れたころに出来上がっていて、冷めたら容器ごと冷蔵庫へ。油ギトギトのフライパンを洗う手間もナッシング。

そしてすごい手の込んだ料理のように見える不思議。←ここがポイント

食卓にならべるだけであなたも家族から料理上手と褒められます。
間違いないわ。(´▽`*)←経験者
さあ、あなたも今すぐさんまのコンフィを作りませんか
本日は作り方と味のレパートリーについてご紹介します。

 

さんまのコンフィ(オイル漬け/オイル煮)

材料:
さんま5尾(作り易い量に加減してください)
オリーブオイル200~300cc
香味野菜(にんにく1片、長ネギ青い部分1本分、赤唐辛子1本、生姜スライス1片分)

  1. さんまは包丁で頭と尾を切り落としお腹を開いて内臓を綺麗に取り除き、水で洗ったあと、食べやすい大きさに切る(半分にぶつ切りするとちょうどいい)
  2. 1をザルに入れボウルや受け皿に載せたあと、塩を全体にふりかけ上からラップをかけて冷蔵庫に1時間おく(しっかりした濃い味が好みの場合はお腹の中にも少し塩を刷り込んでおくといいと思う。お酒にとても合うのですね~)
  3. 2を冷水で洗ってから水気を良く拭き、ホーローなどの耐熱容器にギッシリ重ねて入れ、上の隙間に香味野菜を入れる。
  4. オリーブオイルをさんまが浸かるまで入れる(オリーブオイルが足りなくてさんまが浸からない場合はサラダ油を足す。浸からないとさんまが焼け焦げちゃうから注意してください)
  5. 90度に予熱したオーブンで2時間加熱する(わが家のオーブンは100度以上での温度設定なので100度で2時間加熱しています)
  6. 冷めたらフタをして油につけたまま冷蔵庫で保存する。1日置くと味がなじみます。保存は冷蔵庫で2週間です。

※オリーブオイルは手に入り易いもので大丈夫。加熱するので高価なオイルを選ぶ必要はありません。

 

もう一度画像貼っとくね。
理由:もう食べちゃったので画像がこれしかない。

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そのまま食べてもとてもおいしいの。ごはんのおかずやお酒にとっても合うのですね。
パンにレタスと一緒にはさんで食べるのもお薦めです。
味に飽きたら、お醤油をかけて和風に。ポン酢でサッパリと食べてもおいしい。
バジルソースをかけてイタリアン風にしてもいいです。ニンニクの風味がバジルソースにピッタリです。

 

さんまを漬けたオリーブオイルを香味オイルとして野菜にかけて、ビネガーと岩塩を一振りするとサラダに。ちなみにビネガーは安いもので十分です。ニンニクの香りと生姜の香味が強いので繊細な果実ビネガーや高価なバルサミコ酢ではもったいないの。

 

サラダに合わせたトマトは、わが家の庭で夏中食べきれないほど大量に獲れたミニトマトを天日に干してドライにしたもの。このドライトマトもさんまを漬けたオイルに浸して戻してからサラダに合わせます。

 

さんまを入れる容器はオーブンに入れられて、そのまま保存できるホウロウがお薦めです。

 

保存がきくのでぜひたくさん買って、試しに作ってみてください。
骨まで食べれるので子供たちもガッツリ食いつきます。
さんまが安くておいしい季節にお試しあれ~