暑いと庭が荒れる。
暑いから草むしりしたくないし、草は暑ければ暑いほど成長するらしい。
腰のあたりまで伸びた鮮やかな黄色い花を咲かせるルドベキアは、抜いても抜いても生えてくるので私の中では雑草認定です。
もはや庭の緑が全て雑草に見えてくる夏 タイムが花盛り。
庭木やバラは秋や春まだ浅い頃に剪定している。
寒いし花粉症で鼻水をズルズルと汚くすすりあげながら、私はただひたすら枝を剪定していくのよ。
私の背丈より高い脚立を右肩に担ぎ、左手に鎌を持ち、デニムのエプロンの大きなポケットにのこぎりと剪定ばさみを突っ込んで、あっちの木、こっちの木、とヨタヨタ・ウロウロする。
剪定木は一定の長さで切りそろえて結わえてからゴミ捨て場に持っていかねばならない。剪定木は市が収集して肥料にし、公園の植物に使われる。
太い枝は薪ストーブのある家に持って行ってもらう。
体力と力のない私は、木の剪定だけでへとへとになる。
チェーンソーがあれば楽なのになぁ (/ω\)
田舎の草木の凶暴さは住んでみないとわからない。
山が近いから庭に蛇もでるんだよ。 (/ω\)まぁステキ
庭仕事のご褒美
そんな庭仕事も、5月からは楽しみが多い。
庭の通路の両脇に大量のイチゴを植えてあるので、こどもは朝一番にイチゴを獲るのが日課。1日おきに飯茶碗1杯ほど獲ってニコニコしながら見せにくる。
梅とスモモの木を植えてあるので、花を楽しんだ後は収穫の愉しみがある。
梅干しは南高梅を買ってきて漬けているので、収穫した3キロの梅は梅ジュースに。残りは梅ジャムと梅のシロップ煮。夏の定番。
ブラックベリーもたくさん生るんだよ。
赤い実のほうが可愛いので写真に撮るのは赤い実。これを黒くなるまで待ってから収穫。
ブラックベリーは収穫していると手が赤く染まる。
「血が、血がぁあああああ!!!」と、こどもにお約束の演技をしながら収穫する。
(/ω\)誰も笑いません。
収穫したブラックベリーはね、砂糖をまぶしてしばらく置いて、汁がでてきたら火にかけて煮込むのですね。
なぜ画像が無いかと申しますとね、5ミリほどの長さのね、白い細い虫がね、大量に浮かんでくるんですよ。赤い汁に染まることなく白い虫が大量に。
私は他人の家庭の手作りジャムを食べるのが上記の理由によりトラウマとなりました。
これはジャムにできませんね。白い虫がウヨウヨ入ったジャムを作ったら、こどものトラウマになってしまいます。そっとコーヒーフィルターで濾して赤い汁だけを焦がさない様に煮込みましょう。
そしてヨーグルトソースにしてしまいましょう。白いヨーグルトに赤いブラックベリーのソースをかけると美しくてこども達が喜ぶのですね。
(/ω\)
虫が浮いていた話は内緒だよ、奥さん。
虫が苦手な方は多肉植物の箱庭を。
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