cyancy’s blog

ハンドメイド販売が生業。いかにハンドメイド商品を売り込むか、日々攻略中。

ハンドメイド商品、価格ってどうやってつけるの?←コレに悩んでいる人結構多いのね

 

 

2016年7月追記・更新あり

シアンです。ハンドメイドはお好きですか? ハンドメイド販売をしながら考えたアレコレを勝手にご紹介するブログです。

本日はハンドメイド作品の値付けについて考えました。

 

ハンドメイド商品はわりと高額ですが、もちろん安価な作品も沢山あります。

売れっ子と初心者でも値付けに違いがあるようで、クオリティーや材料の違いなど様々ですが一見同じような作品でもビックリするような価格差です。

 

そこでハンドメイド販売を始めたい人は悩むのです。

「アタシの作品、いくらにしよう」って。

 

ハンドメイド商品、価格ってどうやってつけるの

 好きな値段をつけたらいいじゃんって思うワケであります。

 

しかしながらハンドメイドの場合、一般的な価格のつけかたが決まってるとも言われます。いわゆる暗黙の了解ですが、原価の2倍、もしくは3倍が妥当ともいわれております。

大雑把な話ですね。しかし初心者のうちは参考基準になるかもしれません。

これがたとえば500円の原価の商品は1000~1500円くらいの販売価格が妥当だ、ということになります。(おそらく初心者の場合、原価=材料費です) 

私も15年くらい前に 6:4(商品価格10のうち4が原価)といわれたことがありますから、昔も今も原価と商品価格の比率はほぼ変わっておりません。

 

しかし本来なら、
原価(材料費)+経費(販売手数料、梱包費用、光熱費等)+利益(作家の時給+α)程度の計算はしたほうが良いと思います。
計算できない人は利益を出すことができませんし、ハンドメイド販売をお仕事にするのには向いていません。

 

そして、高額な値付けをする場合には、質、デザインともに、他を圧倒する作品であることが求められます。
作家名を有名にすることでブランド力をつけ、価格を上げていくハンドメイド作家もいます。 

私の場合はどうでしょうか。 

ワタシの場合「ちょっと見たことない」と言われるくらいには目立つ作品を定番として多数展開しているため、大雑把に言うと、平均して原価の7倍から8倍の価格を付けています。
利益をしっかり出すためには原価の10倍をつけるのが現在のセオリーです。

 

ウハッ!欲張ってるね!て、思うでしょ? 

いえいえ。お客様は「手頃なお値段でした」と言ってくださる。

 

なぜでしょう? 

まぁ、もともと私の値付けは他の作家に比べてそんなに高くない、という理由もありますが、そもそも原価の2倍、もしくは3倍が妥当と言われるのは相当オリジナル性の低い作品の価格です。

手数料をかけてまで、売る価値、買う価値があるかどうかよく考えたほうが良いと思います。 

ハンドメイドは作り手のオリジナルであることが原則ですが(※注あり)わりと似通った商品が多いのも事実です。

「似通っている商品」というのはどこでも手に入るような、平凡な、という意味も含みます。 

例えば一般的な主婦がハンドメイドを作った場合、もちろん器用で上手ですからイメージ通りに作ることができますが、その「イメージ」とはお店の商品や雑誌などで刷り込まれた商品であることが多いわけです。

特に、流行りの雑貨は何度も繰り返し見かけることも多いので、知らず知らずのうちに画像が脳に刷り込まれてしまうのです。

で、その刷り込まれたイメージを今度はオリジナルとして作品にするわけですから、作る人が意識していなくてもコピー作品が出来上がります。

コレを皆がやってしまうので、ジャンルを超えて似通った商品が出品されていくわけです。

つまりハンドメイド商品のほとんどは「どこかで見たことのある商品をアレンジしながら上手に再現している」ということです。

 

どこかで見たことのある商品は=ありふれた商品でもありますから、同じような商品が大量に出品されてしまうでしょう。

需要に対して供給が過多のため基準価格も低いのです。

(そして、それらの商品を 同じように刷り込まれたお客様が買う。まさにカオス!)

 

それに対して「ちょっと見たことない」と言われるような作品は、ハンドメイド作品群の中でも少ない存在なので、やはり目立つ 

供給が少ないうえに目立つ商品はお客様の目も惹きつけますから、需要が増えて自然と基準価格が高くなるのです。

 

当初は私も原価の4倍を基準に商品価格をつけておりましたが、出品と同時に売り切れることもかなり多くありました。 販売と同時に売り切れるので、日々製作に追われます。
忙しすぎて疲れきっていたある日「価値に対して価格が安すぎるのだ」と指摘されるに至りました。しかも複数の経営者から同時に。 

びっくらこです。

 

そんなわけで結論としましては

自分の商品に自信のある方は強気の価格をつけて様子をみてください。
値段はいつでも簡単に下げられますが、お客さんの手前、上げることはなかなか難しいからです。 

試してみる価値、あるんじゃない?

以下の記事も参考にしてください。

cyancy.hatenablog.com

 

売れっ子ハンドメイド作家になる本

売れっ子ハンドメイド作家になる本

 

 またね

 

※注:現在は完全なオリジナルは存在しないといわれております。