2016年7月追記・更新
シアンです。ハンドメイドはお好きですか?ハンドメイド作家のお金事情アレコレをご紹介します。
本日は「作家の経費」を攻略です。
ハンドメイド作家がどのくらい稼いでるかは、前回のブログでご紹介しましたとおり、すごい売れっ子と思われるような方でも、実は皆様が想像されるほどは利益を出しておりません。
そもそも一人で製作して販売していたら限界があります。
工場とかに一括で頼めば別です。その場合はハンドメイド作家ではなくて起業家に近いんじゃないかと思います。
というわけで個人の作家さんは、税金を納める必要がある方はだいぶ少ないと思われます。
とても売れているように見えるのに、税金払うほど利益を確定できないのはなぜなんでしょう?
利益はどこへいったの? ハンドメイド作家の経費
まず、資金繰りが考えられますかね
売上から、手数料や原価・経費をひいた金額がそのまま手に残ることはございません。
次の販売をするために商品を製作しますから、材料費やもろもろの必要経費を手元に残ったお金でやりくりしなければいけないわけです。
すると、だいたい皆さん、資金が空っぽになる。
最初のうちは自転車操業のようなものです。よくよく考えないと資金繰りに余裕が生まれない。
そんな状態でもさ、普通なら売り上げが伸び始めれば手元でまわす金額も増えるので手取りが増えていくはずです。
でも空っぽ。
どうしてでしょう?
実は
経費にカラクリが。
ご存知のとおり、個人事業主などは仕事に関係するもの全般にかかったお金は「経費」として計上することができますね。
個人事業で仕事のために必要なものを揃えていこうとすると、実は最初の2年くらいは経費がかさむ。どんなに売上が伸びていてもお金は経費や会社資産へ流れていきます。
必然的に在庫もある程度抱えますので仕方がないのです。
では経費の内容はどうでしょう。詳しく見てみましょうか。
ご存知だとは思いますが
自宅を作業場にしている場合、作業に費やしたスペースの家賃代、電気代、水道代などは経費となります。
洋服を買った場合、作業着として認められる場合があります。
パソコンを買った場合、仕事用として経費計上します。
電話等の通信費、ガソリン代(クルマの購入なども含む)
仕事の打ち合わせのお食事代、等等
他人からは、一見すると私用と思われるものも、必要性があれば、経費として認められます。
でも、仕事に一切関係ない、本当の「私用」はダメですよ。
・・・ダメなんだけど、
ご自宅で仕事をされている場合は、仕事兼自宅用のモノを買うことにもなりますから、線引きが難しい。
もちろん、きちんと分けて会計されている方ばかりだと思いますが。
他にも素敵なカラクリがいっぱいございます。
賢くこれらのカラクリ(知識)を身につければ、利益を確保できると思います。
最近では下記の本が面白かったです。
まとめ
私が思うに
会計上、作家は利益が出ないようになってる。
はず。
またね!
数字が苦手な皆様へ
会計・経理センスをぜひ磨いてくださいませ。
図書館にあると思います。
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こんどこそまたね!