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cyancy’s blog

ハンドメイド販売が生業。いかにハンドメイド商品を売り込むか、日々攻略中。

足踏みミシンについて熱く語ってみる

 

 

わが家には親戚から頂いてきた足踏みミシンがある。
姉の嫁ぎ先の親戚の家の古い蔵が火事になった時に燃えずに済んだミシンである。
ゴミに出されるときに、姉が気を利かせて私に声をかけてくれたので、ありがたくいただいてきた。

足踏みミシンの良さと言えば、部品にプラスチックを使用していないところがいい。
つまり丈夫なので、厚いタオルだろうが硬い皮だろうが(あんまり硬いのはダメだけど)涼しい顔して縫えるのだ。
普通の家庭用ミシンならシャフトを掴んでいるプラスチックがずれたりヒビが入ったりして軸がずれてしまうのだろうけど、全然平気。

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私はハンドメイド作家なんだけど、普段は家庭用ミシンを仕事に使っている。
時々作家さんから「どんなミシンをお使いですか?」と訊かれるので、ジャノメの家庭用ミシンです、と答えると、途端に上から目線でバカにされる。

あのさ、家庭用ミシンを使う私をバカにしたい気持ちはわかるんだけどさ、お前なんか足踏みミシン持ってねーだろ、ばーかばーか(怒)

大人げなく怒りまくるワタクシ (/ω\)頭にくるわー

 

腐っても私はミシンを日に100万以上売り上げた元店員である。
家庭用ミシンも職業用ミシンもたくさん見たし、売ったし、様々な故障も見てきた。
総合的に見て私には家庭用ミシンが必要だっただけだし、他人の使うミシンの種類を訊いて自分と比べ優越感に浸るようなカス作家が私に絡んでくると本当に頭にくるのですね~。

まぁ、ブロックするんですけどね。血圧上がるしね。

(/ω\)根に持っている

 

足踏みミシンとか最高

私のいただいたミシンは50年以上過不足なく働き続けているミシンである。
そんなに高価で華美なタイプの足踏みミシンではないのだけど(ブラザーとかに比べれば見劣りがする)それなりに装飾がしてあって、金色の装飾部分は力任せに布で拭くとはげおちてしまうので掃除にも気を遣う。

下の画像は針の軸のあるところなんだけど、鉄の板がかぶせてある。

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意味もなく装飾が細かいんだよね。
見よ!この装飾を!

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50年前のミシンは調度品なのだ。高級家具なのだ。

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物差しに花の模様とか、当時の奥様方が憧れた贅沢って、こういうことなのかな。

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どうも名古屋からはるばる運ばれてきたらしい。聞いたこともないようなメーカーだけどたぶん国産。

よく見るとね、プレートを止めるネジの部分も装飾されているんだよ。多分、当時、高価で高嶺の花だった有名なミシンを真似ているんだと思う。
そうはいっても田舎の庶民が買える範囲の値段なので、地味で質素な足踏みミシンである。

足踏みミシンは机上のミシン部分と下の足踏み台部分とで分解できるようになっている物が多い。 戦後の物不足の時期は机上のミシン部分だけ中古で買ってきて、家にある古い足踏み台部分に取り付けて使われていたこともある。
今のミシンでは考えられないことだけど、それでも動くのが足踏みミシン。

わが家のミシンは今でも現役で、厚みのある布を縫う際には使っています。なんせ私のミシンは家庭用だからね。

(/ω\)根に持っている。

 

家庭用ミシンで、よくテレビショッピングなんかで「ホラ、このお値段、軽量コンパクトなのに、こんな厚いジーンズを重ねても縫えるんです!」とかあるけど、あれ、縫えるだけだからな。
厚い布地を縫い続けると家庭用ミシンはミシン軸がズレてくるので、コンパクトで軽量なミシンなんかは2~3年で使えなくなるものもある。厚いものを日常的に縫製するなら職業用ミシンを使ったほうがいい。ああいうセールスはウソは言っていないが本当のことも言っていないので鵜呑みにしないでくださいよ。(セールスしていた私が言うのだから間違いない)

 

 

足踏みミシンはアンティークミシンとしてネットでも販売されていて、アンティーク家具屋で扱っていることも多い。 しかし家具屋はディスプレイ用に販売しているので、動かせるミシンであるか、必要な備品が全てそろっているかどうか買う前に必ず確認してほしい。
アンティーク家具として売っているので店の人は絶対「ミシンとして使えます」って言わないだろうけどなっ!

まぁ、家庭用ミシンをバカにする作家様クラスだったら、もちろんどんなミシンも動かせるし、古い備品も持ってるし、説明書無いけど使いこなせるんだろうなっ

(/ω\)根に持っている 

 

  

家具屋で買えば状態の良いモノでも家具として10万以内で買えることが多いけど、足踏みミシン専門店はミシンとして修理や管理を完璧にしているので30万越えのミシンもある。ミシン好きといえどもなかなか手が出ないお値段だね。

まぁ、家庭用ミシンをバカにする・・・以下略

 

革ベルトがついてこないミシンも多いので、必ず買っておきたいアイテム。
備品はミシンの専門店で購入したほうがいい。

 

もう一度言っておくが、足踏みミシンは調度品である。

 

もはや高級家具といってもいい。ミシン好きだけでなくアンティークに憧れる人は、こういうクラシカルな雰囲気が大好きだと思う。


しかしよく考えたほうがいい。
見た目は木だが、中身は鉄である。足の部分は鋳物である。

つまり重いのよ (/ω\)

重量を記載していない店が多いから気をつけなさいよ。

足踏みミシンを持っている人じゃないと想像つかないと思うけど、長く置いていると、いまどきのマンションや家のフローリングは跡がついたり凹んだりするわよ。
まぁピアノほどじゃないけどなっ。

買うならきちんと対策しておきましょう。


まぁ、家庭用ミシンをバカにする・・・以下略

 

以上、足踏みミシンについて語りました。

おわり

 

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