ただいま思案中。

ハンドメイド作家がネットをさまよっています。

草競馬大好き! 馬と私と青い空

 

 

先日、カーディガンに黒いマジックを塗った話を書いたら、『黒マジック使い』の達人たちが色々教えてくれるのである。

「黒い服になら使える」
「黒い靴とカバンにも使える」
「頭の髪の寂しいところに塗っている人が…」

頭。(/ω\)

よく考えたら京都の観光ホテルの従業員さんにも頭を真っ黒に塗っている人がいたなぁ、と思い出したのでございます。

薄毛が気になったら参考にします。
ありがとうございました。m(__)m

 

私が「黒マジック使い」デビューした記事はこちら

cyancy.hatenablog.com

 

今日は頭にマジック塗って行ったら汗が黒くなっちまような熱いレースを繰り広げる草競馬について書こうと思います。お暇な方はお付き合いくださいませ~

 

さぁ、草競馬に行って馬に会ってこよう!

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場所は長野県塩尻市のはずれにある小さな山、高ボッチ高原

普段は牛が放牧されています。田舎住まいの私にとっては特筆することなど何もないような緑あふれる山の上でございます。
しかしこの山の上で1年に一度、各地から馬が集められて熱い熱いレースが繰り広げられるのです。

昔から馬が大好きな私としては、コレは必ず見に行かねばならない。
出無精のくせに、どんな炎天下の中であろうと お馬さんが走るなら見に行きたいのよ。
さぁ万難を排して、彼の地へいざ!

 

 

山の上の空は青い。

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観光地の近くに住んでるので馬なんて観光農園に行けばいつでも見れるんだけど、観光地の馬はジョッキーを乗せて全力で走りませんので言うに及ばず。

さらにJRAの競馬なんかだとさ、パドック周辺にもむさいオッサンがいっぱいで、走ったり歩いたりする馬を近くで見るなんてことはまず無理。
むしろ私なんかは馬券を買うことに集中してしまって、『走っているお馬さんが素敵なの~ (*´▽`*)ウフフ~』とか生ぬるいことを言っている場合ではない。馬券よ、当たれ。

 

はるか昔、私は競馬に二度とお金をかけないと誓いました。
(/ω\)話せば長いのよ

 

しかし草競馬となると状況は違う。
道を歩く馬、駐車場を散歩する馬、草むらにつながれた馬、馬、馬。
とにかくすぐそばに馬。

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っか~!かっ可愛い
なんて可愛いつぶらな瞳なんじゃ~
(*´▽`*)幸せや~

 

頑張ってやって来た甲斐があったというもんです。
馬たちの中でも農耕馬などは比較的人の通る通路に近い場所につないであって、子ども達が次から次へとエサ(その辺に生えてる笹)をあげている。

こういう人目につきやすい場所につながれている馬は人懐っこくて、機嫌よく鼻を鳴らしながら笹を食べています。

笹を見てヨダレを垂らす馬と、馬を見てヨダレをたらす私。

 

 馬は駐車場ならぬ駐馬場に駐馬。

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少し離れた奥まった場所にはサラブレッドなどの競走馬がつながれていますが、こちらにはあまり近づかないのがマナーです。

いつもと違う場所に連れてこられ、人混みの中でレースが続くので繊細な馬たちはさらに繊細に。でもこちらを見つめる眼差しが・・・。

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眼差しが・・・

 

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 っか~!かっ可愛い
なんて可愛いつぶらな瞳なんじゃ~

馬好きにはたまりませんな。
一人で悶える変態オバサンと化します。

 

競技は午前8時半頃から午後3時頃まで続きます。
午前中は予選と農耕馬・ポニーの決勝レース。そして午後は〇〇杯などのタイトルをかけた決勝レースが続きます。


競技では目の前の柵のすぐ向こう、3メートル程先の場所を全速力で駆け抜ける馬達を見ることができます。目の前で大きな馬たちが疾走していき、馬の重量感や息遣いまでを堪能できますので、迫力満点です。

「神は地上で最も美しい動物として馬を創った」という意味の言葉がアラブ圏にあったと思いますが、疾走する馬は地を走るのではなく飛ぶのだそうです。と話が脱線する馬好きな私。

 

馬はポニーもいればサラブレッドから農耕馬、荷馬車をひく大きな重種まで揃っていますよ。

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ポニーに乗っているのは小学生。速い速い~(*´▽`*)がんばれ~

ポニーはドドッドドッと走っていきます。小さくて可愛いけどとっても速い。
サラブレッドはダダダダダッと走っていきます。すごい迫力です。


農耕馬はドタドタと走っていきます。
(*´▽`*)ちょっと足が短いのよ~

 

レースのスタート時に流れるファンファーレを聞くと興奮するのね~
もちろん草競馬に馬券は無いけど、思わずこぶしを握り締めて走る馬を応援してしまうのよ。

マチュアカメラマンも観客も、みんな地元産のワインを屋台で買ってきていい気分になっています。
なんてのどかで幸せな時間なんでしょう。(*´▽`*)

 

会場周辺には毎年「動物ふれあいコーナー」が設けられていて、いろんな動物と触れ合ったりポニーに乗ったりできます。(ポニー乗馬は子ども限定)

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ふれあいコーナーには人懐っこい犬や羊、ヤギなどがいて、こどもたちがアヒルやウサギをキャーキャー叫びながら追いかけまわしています。ウサギは子どもたちから逃げ回って隠れるのに必死です。
鳥はガーガー鳴くし、ヤギはメェメェ鳴くし、馬はヒヒーっていなないて騒がしい。
馬も犬も鳥やヤギや羊たちも、当たり前のように人間のそばにいる。
動物の匂いと山の匂い、土の匂い、そして昼近くになると屋台の焼肉の匂いが混ざり合って、なんともほのぼのと、ひなびた匂いがします。

 

会場近くにはアルプホルンがいっぱい。

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お昼になるとレースは中断。
するとアルプホルンの一行が中央で演奏を始めるために大移動。
アルプホルンって結構長いんです。

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アルプホルンの音楽が始まると、次は馬場にでっかい馬が入ってきた。
デカいデカい。

 

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馬場を整地するブルドーザーと見比べてください。
正直軽トラより大きい(ような気がする)

 

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彼は何をするかというと、草競馬を見に来たこども達の乗った馬車を引っ張るお馬さんです。
ものすごい呼吸を荒くしながら一所懸命引っ張る。
子どもたちはレース場を半週するごとに乗り換えます。乗り換えのたびにたくさんのこども達を乗せて、馬は1週500mの馬場を4週しました。暑い中、怒りもせずにただひたすら引っ張る。子どもたちが乗り換えている間は静かに立って辛抱強く待ってる。大人しく力持ちのお馬さんです。

 

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もう、誰もホルンを聞いていない。(/ω\)聞いてあげてぇ

 

昔はお昼の休憩時に観客が馬場に入り、紅白に分かれて大玉送りをしたこともあります。雰囲気はさながら農閑期の農村の運動会みたいだった。

お昼の休憩が終わると午後の決勝レースが始まります。
午前の予選レースでは一つのレースに多くの馬がまとめて走りますので迫力満点。
午後の決勝ではヒリヒリするようなレース展開に手に汗を握ります。

ただし、そこはやはり草競馬
草むらをショートカットする頭の良い馬もいて、ジョッキーは必死です。

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例年はラジオ(FM長野かな?)のパーソナリティをしている人が草競馬の司会進行をしていて大いに盛り上がっていたのだけど、今年は彼がいなくてわりと物静かな大会になりました。

今年は観客も例年の半分以下。おかげで私は木の柵にしがみついて馬を堪能できましたが、例年のように場所取りに苦労するぐらい賑やかなほうが楽しいような気もします。

そんなことを思いながら、炎天下でがっつりキャラメルクリームのかかった生クリームたっぷりのクレープをほおばり、気持ち悪くなった私。

ううっ、気持ち悪い (/ω\)甘いと暑いのダブルパンチ

ふと隣を見ると夫の食べているソフトクリームがドロドロと溶け落ちていて、炎天下ではソフトクリームもクレープも食べてはいけないのだと太陽が教えてくれています。

 

お馬さんに後ろ髪をひかれつつ、子どもたちも動物天国に飽きたようなので帰りのバスに乗り込んでウトウトしながら帰りました。馬、可愛かったなぁ~。

お馬さん、やっぱり最高ですよ。

 

子連れでカメラを持ち歩くならデジカメが一番

お馬さんや動物たちと触れ合う我が子を撮ったカメラは、オリンパスのデジカメです。
望遠もかなり精度が良いので、大きなレンズを持ち歩かずに、近くの物から遠くのものまで簡単に素早く撮影できてカメラ初心者さんにもお薦めです。レンズ交換を気にせずに撮りたいときに撮りたいだけ撮れるのがデジカメの良いところ。

私のように手の小さい方でも扱いやすい。 

 

楽しい機能も満載で、アートフィルターがなかなか面白く、人混みなどの撮影も味のある風景になる。一眼レフに憧れる私ですが、たぶん使いこなせないであろう私にはデジカメは最高のカメラです。レンズを持ち歩く必要もなく荷物もコンパクト。

しかし今からデジカメを購入するなら新しく販売されているTG-5がお薦めです。

 

私のようなものが下手に一眼で撮影するよりも断然美しい画質、マクロ撮影、そして豊富な撮影モードでクリエイティブな撮影をサポート。防水機能もついていて水中撮影も可能です。繊細な撮影ができるのに想像以上のタフな仕様でこどもとの川遊びや海水浴にも持って歩けますね~。

今のカメラはすごい。オリンパス公式ページを見るとワクワクする。
欲しい。オリンパス公式ページはこちら

Tough TG-5 | 防水デジタルカメラ T(Tough) シリーズ | オリンパス


ちなみにSH-2/SH-3はすでに生産停止商品なので、購入の検討はお早めに。

cyancy.hatenablog.com

カメラで撮影した画像を載せている記事はこちら 

cyancy.hatenablog.com

 

 以上、草競馬に行った話でした!