ただいま思案中。

ハンドメイド作家がネットをさまよっています。

災害時に私が果たすべき責任 シアンのブログ

 

 

オハヨ、コンチワ、コンバンワ!ハンドメイド屋のシアンです。現在ハンドメイド販売が忙しいので、本日も何気ない日常のお話。

 

災害に備えよ

防災の日にあわせて、あちらこちらで防災訓練をしておりますね。アタシは災害に遭ったら一発でやられちゃうような気がします。

防災は、まずケガをせずに一発目を生き延びることから始まります。

しかしながら私の中では御嶽山噴火の記憶が生々しくよみがえるのです。

一発目を生き延びることが難しいことも心に刻みました。 

一発目を生き延びた後、穏やかな平日を突然奪われたとき、果たして人は冷静に行動することができるのでしょうか。常に自分に問い続けているワケです。

 

被災者と支援者 私と手話

私は普段からボランティア活動に精を出しているわけではありません。非常時に駆り出されて配属される、災害時のための手話奉仕員です。

災害時に難聴者やろう者を支え、非常時の際には市の要請を受けて各地域を廻ることになります。

なので手話も日常会話と災害時の会話を覚えることになります。

高齢のろう者にとって、非常時に気が動転した中で日本語の文章を読むのは本当に苦痛なことです。

そして実際には非常時に紙や筆記用具で書いている時間なんてありませんから。

あちこちの集まりに顔をだし、地域のろう者と何度かお会いすることで顔を覚えてもらいました。 

私は正直、災害時に役に立たないと思います。私は難聴者です。生まれつき片耳が聞こえません。

おそらく災害時のざわめきのなかでは聴者(健聴者)の半分以下の情報しか理解できないと思います。

私はざわめきの中では聴力が低下しますので、口の動きで話している内容を推測します。

でも、災害時って、みんなマスクしちゃうでしょ?
マスクされたら何言ってんのかわかんないのよね。特に男性の低い声は。 

でも手話が唯一の情報源であるろう者(特に高齢)にとっては、手話と音声日本語を理解できる人が近くに住んでいるということが防災対策で重要となるのです。

『サイレン、鳴ってる! 一緒に逃げよう』

『炊き出し、6時から。薬、飲む?水は6時に配るみたい。炊き出しの隣ね』 

視覚だけでは入ってこない情報を手話で伝えてくれる人が必要なのです。
聞こえない苦しみを経験している人は少なく、「聞こえない」を理解してもらうのは本当に困難なのです。

こんな私でも何もないよりはマシかもしれません。手話通訳者が来るまでの「つなぎ」として役にたてるように頑張るしかないのです。 

『あなた、手話、いいね!』

励ましてもらって頑張って手話を覚えるのです。そして手話を覚えながら気が付いたことがあります。 

私は災害時に被災者となった場合、助けてもらう側だと思っていました。
誰かに助けてもらえると、誰かにやってもらえると当たり前のように信じていました。 

しかし、それは違いました。
被災すると同時に、支援する側に回らなければいけないのです。

情報弱者に情報を提供し、地域の人と一緒に炊き出しを行い、助け合わなければいけません。

地域に住む者として、互助の責任を果たさなければいけないのです。 

手話を通して、私は自分の防災の意識の低さに気づいたわけです。

自分には甘いんですね、こういうところが都合がいい。(/ω\)

 

で、このままではいけないと気付くわけです。
防災意識を高めなければいけません。我が家では夫が水や非常時の食料を管理してくれています。山男ですから、「非常時の備え」とかいう以前にサバイバル用品は完備です。

でもね、普通のご家庭でサバイバル用品を完璧に揃えるのはかなり難しいです。

でね、便利なものをみつけました。

 防災セットです。

これひとつ買って、あとは家庭で必要と思われるものを足していく。こんなのもいいですね。

買う、と言いましたが、セット内容を確認して自分で似たようなものを集めたらいいんじゃないかなって。
だって、家にあるやつも含まれてますし。値段もけっこうしますし。 

とかって思ってたらやっぱり追加型のパック商品があった。

 

他にもファミリー型とか一人暮らしの女性用とか、いろんなジャンルでパックになってる。こういうの、参考にしながら集めて、自分の必要な薬とかを入れていけば便利やなって思う。

で、大切なのがペットの防災。家族ですからね。

 ネコちゃん用品が見当たりません。あれ?どうしてかしら 

防災セットを確認して、毎年少しづつ揃えていけばいざというときに役立ちますね。
ご紹介した商品は「リアルチュチュ」の商品です。

「買う」というより、見ているだけで備えが必要なものがわかって便利です。

 

 

災害時のあなたの役割は何ですか?