ただいま思案中。

ハンドメイド作家がネットをさまよっています。

出品ページはターゲット好みのレイアウトにこだわる シアンのハンドメイド販売

 

 

2016年10月追記更新あり

ハンドメイド屋のシアンです。 

以前、ボンドペタ商品の売り方のコツを一行で軽く話したんですが 

cyancy.hatenablog.com 

もう少し詳しく書きたいと思います。

 

「画像のレイアウトに凝り、説明文も女性誌のような文章に」
これが、ハンドメイドサイトにやってくる女性への売り方のコツです。

 

画像のレイアウトも、説明文も「普通」に凝っていては他の商品に埋もれてしまいます。

cyancy.hatenablog.com

自分の商品のターゲット層が好むレイアウトと説明文が必要なのです。

 

出品ページはターゲットの好みに仕上げる

たとえばリネンのざっくりとした女性用シャツを出品するとします。
出品用に画像を撮りますね。画像を今、自由にイメージしてください。

 

できましたか?できましたね?

 

アナタが今イメージした画像は、雑誌やテレビ、広告、カタログなど、どこかでで見たリネンシャツのレイアウトを再生したものじゃないですか?

違いますか? 違ったらごめんなさいね。

 

ハンドメイドサイトを利用する人のほとんどが女性だといわれますが、女性の場合、雑貨関係やリネン類は必ず何かに影響を受けています。「北欧」関係の商品も、雑誌が起爆剤だったと認識しています。 

ターゲット層の好みそうな雑誌の写真や記事は、ハンドメイドを出品するうえで非常に参考になります。 

リネンのシャツの場合ですと「天然、無垢、ザックリとした風合い」
こうした、わかりやすいキーワードを出品画像に落とし込むわけです。

雑誌を見ればわかりますが、こういうのは雰囲気重視です。「天然、無垢、ザックリ」=「ナチュラル」とかに変換されます。

雑誌の記事を参考に似たようなイメージの画像を撮ればいいのです。

 

これらのキーワードを好むターゲットは、大量の商品の山の中から、必ずあなたの画像を探し出してくれます。 

ターゲットのアンテナにあなたの画像が引っかかるわけです。
「ナチュラル」を連想させる色がいいですね。
色は視覚にダイレクトに作用しますので、重要です。

 

説明文についても同様です。だいたい、こんな感じになります。

「夏の風を、フワリとはらませて」

「リネンのシャツから始まる夏物語」

「素朴なリネンの風合いが 着るほどに体に馴染んで」 

だいたい、どれも一緒なんですがこんな感じになります。
好まれる文章はだいたいテンプレートで用意できると思います。あとは商品名を入れ替えて使いまわすだけ。 

そんでもって、これを他の商品の出品時にも応用するわけです。
たとえば低価格商品では、高級感がでませんのでポップなイメージで攻めてもいいと思います。

一昔前は、色味を押さえたジャンク商品がガーデン関係でよく売れていました。
今は「北欧」系の商品が売れていますので、シンプルで、よりカラフルなモノが好まれます。ただ、「北欧」自体もそろそろ新しい流行にとってかわられるかもしれません。

 

ターゲットによってもイメージは変わりますので、お子様のいるお母様がターゲットだったら、オサレなこども雑貨の本や雑誌が参考になると思います。

最近は本当にカラフルなこども用品が出回っています。きれいな色はこどもの感性を育てますから。

現在、ベビー用品を除いて生成りのこども用品は下火傾向です。

 

ガーデン雑貨ならガーデン誌だし 

花柄だったら、どうでしょう?

 

かなり前ですが

雅姫さん(モデル兼ショップオーナ)の雑誌や、伊藤まさこさんの本で花柄の布「リバティー」が流行ったのは記憶ございますでしょうか?

 10年以上前の本ですが、これらの本が起爆剤となり「リバティー」「ナチュラル」「リネン」が注目されました。古い本ですが、いまだに話題になることがあります。

こはるのふく

こはるのふく

 

 

雅姫さんの本は、どのページを見ても美しいです。

こちらの本ではリバティーは出てきてないと思いますが、ナチュラル系主婦に多大な影響を与えました。

今読み返すと、「あぁ、当時はこれが最先端ファッションだったのね」と10年の歳月を感じます。

やさしい生活 やさしい時間

やさしい生活 やさしい時間

 

 「リバティー」や「ナチュラル系」はこれらの本が出たころから女性に好まれるようになりましたので、同じ雰囲気・イメージを画像で再現できれば、ファンをキャッチできると思います。

注:今はリバティーもだいぶ下火ですよ?

 

まとめ

こんなことを考えながら、それぞれの商品に応用していくわけです。
お客様は自分が何に影響されたかをそんなに自覚はしていませんが、影響されたイメージと似た雰囲気の画像を無意識で選び出します。

いわゆる「好み」ってヤツです。

 

たとえそれが100円の商品に手を加えただけのモノだったとしても、目にとまれば欲しくなる人は必ずいますのでそれなら、それを徹底的に利用して売っていけばいいよ、ていう話です。

低価格の商品は利益が少ないので、作品の出品自体に時間をかけていられません。パターン化して上手に出品、お客さんをキャッチしてみてください。

 

例えば主婦はこんな本も好きなので読んで参考にします。

DIY+GREEN もっとおうちを好きになる

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