こちらハンドメイド屋のシアンです。こんにちわ
現在、同じバッグを30個作っています。全く同じように作る(はず)なので、バッグを一個完成させて出品用に画像を撮ったら、同じ画像を他の29個のバッグの出品時に使いまわします。
つまり、1回撮影して30回オイシイ。
大量に同型の作品を製作販売している方は、ほぼ間違いなく画像を使いまわしてるはず。
もっと細かく説明していきます。
①同じバッグを30個作れるように材料を全て切り抜いておきます。
②バッグといえども凝ったデザインなので、30個を一気に作るとかなり時間がかかります。2点分だけ先に作り完成させます。
③完成したバッグの画像を撮ります
④ネットで出品して販売します
⑤売れます→再出品します
⑥売れます→再出品します
完成した2点が売りきれる間に、またいくつか同型のバッグを作り足しておきます。
私の場合、同じ作品を複数個作る場合には時間がかかるので、こうやって先に完成作品を出品して時間稼ぎをして、後から残りのバッグを作ることが多い。
ここで問題が発生するワケです。
まだ残りのバッグが完成する前に画像だけで出品してしまって、在庫もないのに出品直後に売れてしまうという恐怖を君は味わったことがあるか。
私はある (/ω\)アカーン!
作品画像を使いまわすワタクシ
まだ在庫を作ってもいないのに画像だけで出品できちゃうので、先に出品しておいて売れるまでの時間で作っちゃえばいいじゃん、要領よく回さなきゃ、とか浅く考えてしまうワタクシ。
そんなにすぐに売れないって、ふふ~ん、とかってタカくくっててさ、出品してさ、右むいてさ、左向いたら売れちゃったという恐怖。どーすんの、お客さん楽しみに待ってるよ、完成した作品在庫無いけど、っていう恐怖。
そのときの恐怖たるや、まったく楳図かずおワールドだ。
ぎゃ~~~
まぁステキング。
入園グッズのシーズンに多いのよ~。
「在庫も作ってないのに売るなよ」って自分にツッコんでやるワケですが、アホなので、なぜか毎年やってしまう。「次の発送日は2日後です」的なメッセージを入れて大急ぎで製作するワケです。
こんな感じで、残りのバッグの製作が間に合わなくなってくると予約販売に切り替えます。先にお金を入金(購入手続き)していただいてバッグが出来上がり次第発送する、という便利な販売方法です。
なにしろ画像があるから、在庫がなくても出品できちゃう。いわゆる完成イメージ画像というヤツである。まぁ、オーダーと何が違うのかって言えば何も違わないけど。
時間が足りないのに同じ材料から同じ作品をたくさん作るようなときには、こんなやり方もするワケです。
わりと似たようなことやってる作家さんは多いと思いますがいかがでしょう。
「ハンドメイドって1点ものでしょ?ハンドメイドなのに同じ画像を使いまわすのってどうよ」みたいな意見もあるだろうけどさ、
50個作っても100個作っても、ほぼ画像と同じように作って、お客さんに満足してもらうことができるなら、画像を使いまわしてもOKだと私は勝手に思っている。
画像を撮る時間を製作時間に充てることができるから効率的やんな。
それなりの量の同じ作品を、それなりに売り上げるタイプの作家ならね。
ハンドメイドといえども、稼ごうすると「世界に一つだけの幸せな手作り」にこだわるワケにはいかない。
私は1点ものを作って生活できる高レベル作家ではないのだ。
またねー