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cyancy’s blog

ハンドメイド販売が生業。いかにハンドメイド商品を売り込むか、日々攻略中。

ハンドメイド販売を始める際の資金捻出2

 

 

こちらハンドメイド屋のシアンです。こんにちわ

 

前回に引き続き初心者さんが「ハンドメイド販売を始める際の資金捻出」について考えてみます。 

cyancy.hatenablog.com

 

まずは資金の捻出の前に、必要な資金を低く抑える工夫をします。

お金を使うのはその後です。前回の例をもとに考えてみます。

 

材料費を見てみます

注意: 確定売上は翌々月末に支払われますので、売れた分を現金化できるのは2か月後です。つまり2か月は自分のお金をやりくりすることになります。

 

例:1か月毎に布製の簡単なバッグを10個製作、ネット販売する

材料はネット購入しました

布:4000円(いずれ使いたい布も試しに購入しちゃったわ)
糸:1000円(お買い得セット、来月は針や刺しゅう糸を買いたいわ)
持ち手:5000円(合皮のお買い得品15個セット、私、買い物上手だわ) 送料:500円

※布、糸、持ち手ともに毎月材料が余りますが、翌月分を作るには足りませんので翌月も材料仕入れにお金が必要です。余った材料は在庫にします。この方の場合、いずれ使う材料なので在庫はたくさんあってもいいと思ってお安いセット商品を購入しました。本人はお買い得だと思っています。

ハンドメイド販売を始める際の資金捻出 - cyancy’s blog

 

 この方の場合、資金を捻出する前に無駄を省く必要があります。

まず材料の購入は、最初のうちは売れるかどうかもわかりませんから1個あたりの原価が多少割高になろうとも必要なときに必要な分だけを少量購入します。

※ビーズ等のグラム売り商品は例外です

 

例の方は必要な分を少量購入するように計算しなおしました。

1か月あたりに必要な材料です。(翌月も同じ金額かかります)

布:2800円

糸:800円

持ち手:3800円

送料:1000円(合計1万円未満なので送料が1000円かかりました)

 

以上の内容になります。翌月も本当に10点バッグを作るかどうか不明な場合はまとめ買いせずに今作る分だけ購入したほうがいいです。

 

送料も考え直してみます。

 

あ、これはレターパックに入らない大きさでした!仕方がないので宅配にします。

梱包資材(箱と作品を包むナイロンパック)
箱 60箱 1,420円

ナイロンパック 100枚入り 1000円

送料 1配送あたり756円以上

ハンドメイド販売を始める際の資金捻出 - cyancy’s blog

 

ネット販売の場合の送料は、翌々月末に確定売上が払い込まれるまでは自分でお金を工面しなければいけません。送料が高いとすぐに資金繰りが苦しくなります。

まず、ネコポスやレターパックなどに入る大きさにバッグを変更できないか考えてみます。

ネット販売では配送まで考慮して作品製作の際にサイズや重さを検討してください。

 

しかし例の方の場合、バッグのサイズの変更はできなかったと仮定してみます。ではどこでお金を削りましょうか

 

梱包資材を考えます。

箱60箱1,420円。

安いですよ、安い。でも60箱は不要です。月に10個×2か月のバッグを作って様子をみたいので必要なのは20箱です。

20箱用意しても売れるとはかぎりません。幸いにもこの方は布製のバッグなので箱に入れる必用もありません。最初のうちは様子見として箱ではなく紙袋(例えば50円)を使用することにしました。これはとりあえず売れるたびに購入することにしました。

ナイロンパックも100枚も要りませんので、とりあえず1枚あたり50円のラッピング用ナイロンパックを売れるたびに購入してみます。
(ラッピング用のパックなのでラッピング資材が不要になりましたね)

 

必要な物だけを必要な時に購入します。
そして梱包費を作品価格に上乗せしても、買ってもらえる内容なのか自分で考えてみます。

実際に販売してみてバッグがよく売れるようだったら途中から外装箱・ナイロンパックを安いものに切り替えて、1個あたりの梱包費を下げ差額を利益に組み込みます。

 

1個あたりの梱包費は割高になります。しかし作品が売れなかった場合、梱包資材に費やすお金は0円にとどめることができます。

考え方としては「1点当たりの梱包費を下げる・売れたら元がとれる」ではなくて「最初に費やすお金を少なくする」のです。
梱包費を下げるのは、作品が継続的に売れるのを確認してからでいい。

 

他、

光熱費は月額計算で100円とします。

ネット通信費を月1000円分払うことにします。

消費税は考慮してません。

 

もう一度書きますが、この方の場合、翌々月末まで確定売上が入金されないので2か月間は自腹で踏ん張る必要があります。そして作品が売れる保証はありません。

 

本当に必要な資金

バッグ20個が全部売れると仮定して、必要な金額を計算してみます。 

送料込み(756×20個)で、今回は全部売れると36,120円。

(材料費8400円+光熱費100+通信費1000)×2か月+(梱包資材50+ナイロンパック50+送料756)×20

 

前回の例では40,740円でしたので

40,740ー36,120=4,620円

2か月で4,620円が浮きました。( ̄▽ ̄)まぁステキ!

(ここで効いているのは材料費の削減です)

 

そして全く売れなかった場合も計算してみます

1個も売れなかったので送料が0円となります。

 

前回の例の場合、

(材料費10,500+光熱費100+通信費1000)×2か月+梱包資材1,420+ナイロンパック1000=25,620

 

今回の例の場合

梱包資材を購入していないので

(材料費8400+光熱費100+通信費1000)×2か月=19,000円

 

主婦がお金を用意するのに現実味のある金額ですね。

 

仮に材料費が削減できずに10,500円だったとしても

(材料費10,500+光熱費100+通信費1000)×2か月=23,200円

 

(売れなかった場合に効いてくるのは梱包資材の削減分です)

 

「そんなに変わらないじゃん」と思われる方もいらっしゃると思うのですが、半年、1年、と続けていくと大きな額になります。

 

作品1点あたりの原価を下げて利益をとるのもいいんですが、慣れないうちは「大量に買って原価をさげる」ことよりも「多少割高でも最初に使うお金を少なくする」ことを意識して欲しいのです。割高な分は売れなかった場合の保険だと思ってください。

 

薄利多売できれば別の話ですがね。

 

何度でも言います

前向きな方は「売れたら元がとれるから多少の在庫は仕方ない」と考えてしまいがちですが「それはいつ売れるんですか」って話ですよ。

 

 この方の場合、2か月に19,000円が必要で、売れるたびに送料756円(配送先による)+梱包費100円がかかることがわかりました。計画・計算するって大事ですね。

 

さて、この費用をどうしましょうかって話をしたいんですよ。

 

またね~