2016年7月追記・更新
シアンです。ハンドメイドはお好きですか?
ハンドメイド販売を始めて気づいたアレコレを今日もさっくりご紹介します。。
本日は「売れない時期」について考えてみます。
ハンドメイド販売をしていると、お客様が押し寄せる繁忙期と全く売れない閑散期が繰り返しやってくる。
私の場合、お子様用品・入園入学グッズの販売をしているので
12月はクリスマスシーズン、1月~4月までは入園入学シーズン、というとても長いオンシーズンになります。
特に1月から3月までは寝る暇がなくなります。
ハンドメイド販売でもシーズンがあり、売れる時期・売れない時期をくり返しています。
ハンドメイド販売にもシーズンがある話
私は入園入学グッズを扱っているので4月~4月上旬にかけて大変よく売れます。
しかしお子様用品なんて顧客層はお子様がいらっしゃるママさんが中心ですから、ゴールデンウィークのある5月、夏休みのある7月・8月、金欠の9月を中心に全く売れない期間が続きます。もちろんセールしても売れません。
入園入学グッズを扱う作家とは、そういうものなのです。
だったら繁忙期に備えていろいろ作ったら良いのね、とあなたは思うかもしれません。
しかし在庫を増やすのはかなり勇気が必要です。
たとえば布の柄にも流行がございます。
目新しい柄(特に入園入学グッズに使用できる布)は10月ころから市場に出回りますのでできれば新しい布柄が欲しいところ。
定番のデニム素材でも、ダメージタイプが流行ったり濃いネイビーが流行ったり、ママさんに「カッコイイ、カワイイ」と思っていただけないと買っていただけないワケですからその辺を考えながら製作に入る必要がありますね。
さらに、在庫を抱えるほどの体力(販売力)のない作家さんも多いので、売れるかどうかわからない在庫を作り続けるのはかなり勇気のいることです。
そして「ひと月」の中でも売れる日・売れない日が偏って発生します。
売れにくいような月でも、お給料日のある月末~月初めは比較的売れ行きが好調です。
私の店も1日に8000円~1万円ほど売れることもあります。(2~3日ほどピークがある)
反対に月の中旬~下旬にかけてはPV(ページビュー)も伸び悩みます。
が、
私のお店の傾向としては、ほとんど売れない閑散期(オフシーズン)や「ひと月」のなかでも売れにくい時期(中旬から下旬)のPVは、オンシーズンや月末から月初めにかけての売上に直結しますのでPVが少ないからといって油断してはいけません。
私のジャンルの場合、自分が売れないときは同じジャンルの作家さんもたいてい売れておりません。(例外はあります)
なので製作ペースを落とす作家さんが増えます。当然、そのジャンルの新規出品は少なくなりますね。その中で良い商品を定期的に出品し続けると、お客さんの目に触れる頻度が高くなります。お客さんは私の屋号と作品をお気に入りにして覚えてくれるでしょう。
これが後々の購入につながる場合もあるワケです。
これが次の繁忙期にものをいうワケです。
在庫調整しつつ出品し続けるのは矛盾しますが、実店舗などの販路を広げることで在庫問題が解消されることもあるので、売れない時期は営業に精をだすのも一案です。
ネットと実店舗では異なる顧客層にアピールできた場合、売れ方が違いますので、ネットで売れない月でも実店舗の売上でカバーできることも多いです。
私の場合、ネットでは「ママ」層がターゲット
でも実店舗では「おばあちゃん」層がターゲット
理由:
ママさんが金欠で購買意欲がなくなっても、おばあちゃんはカワイイお孫さんに買ってくれる。(じーさんはあまり買いません)
観光地にはネットでお買い物をしないおばあちゃんが、たくさんお金を持ってやってくる
その力強くお金を握りしめた太い指を根気よく一本一本ゆるめてくれるような場所に作品を置かせてもらってます。
ネットだけで販路を広げても、購入者層はそんなに変わらないんです。実店舗でも、同じ購入者層をターゲットにしているお店を選ぶと伸び悩みます。
そんなときは思い切って全く違う顧客層へアピールできる場所に飛び込んでみるのも一案です。
そして財布の緩む場所。
ねらい目はとにかく、ばばぁおばあちゃんの財布の緩む場所。( ̄▽ ̄)
試してみる価値あるんじゃない
実店舗に迷ったらこちらの記事もご覧ください。
またね~