クマの皆さん、読者の皆様、コンチワ! シアンです。
今朝、7:30のこと
メールがきました。
朝のメールは緊急度が高いです。
慌てて見るのです。
小学校、市教委、こども課から3通。
学校や保育園の緊急連絡はメールでくるのです。
夫と私のケータイが同時に鳴るのでびっくりします。
クマ出没のお知らせ
「クマ出没のお知らせ:お子様の登下校に注意してください。」
あぁ、いつもお知らせか
(昨年から市内のかなり離れた地域にクマが出没している)
サラっと読んでいて地区名に驚くのです。
あ、ウチの近所だわ
おとーさーん、クマぁ、すぐそこで出たってさー
朝から二人でクマ情報のメール確認。
草むしりでもしてて襲われるといけないので庭仕事はしばらく中止です。
「近所の犬が吠えるからわかるんじゃない?」
と、夫が言うのだけど
近所の犬、何にでも全力で吠えるので
人とクマの見分けができるかどうか。
どんな田舎に住んでんのよ、って笑わないで。
小さい頃から住んでいたところではキジとリスが庭に出ました。
大学を卒業後、帰ってきて就職しましたが
車での出勤途中、
春はカルガモの親子が道をヨタヨタと横断してるため渋滞になります。
信号が赤なので止まると、
横断歩道を羊飼いと羊の皆さんが渡ります。
夜のドライブでは鹿とキツネ、狸にお会いします。
昼間のデートではサルが道路を横断していきました。
結婚してから、少しだけ市街地に住みました。
が
古い一軒家を購入し、山際へお引越し。
その途端、キツネと鹿。
本日はクマさん。
クマはこわいね。クマは。
でも鹿は大丈夫、とか思ってます?
鹿だって、怖いんですよ。
鹿は子連れの季節になると、犬のお散歩などで遭遇するときに危険です。
犬(小型犬でも)が怖いので、犬と飼い主めがけてキックしに来ます。
↑
学生時代、奈良公園で実際にキックされているオバちゃんを見かけました。
鹿がいっぱいいて、小鹿がたくさん生まれる時期に
小型犬を抱っこして観光していたアホなオバちゃんがいました。
鹿はものすごい勢いで突進してきて
後ろ足で立ち上がり
前足でオバちゃんをドーン
突き飛ばされたオバちゃんは太って重かったせいかヨロヨロしながらも転ばなかった。
オバちゃんが転ばないので、鹿さん、もう一度立ち上がって(ヨイショって)
ドーン
オバちゃん、犬を抱っこしながらヨロヨロ(←転ばない)
ドーン
ヨロヨロ(転ばない)
ドーン
ヨロヨロ(しぶといね)
オバちゃん、何とか逃げ出すも
周囲の鹿たちはオバちゃんの抱っこした小型犬が怖いので、なおもオバちゃんをテリトリーから追い出そうと追っかけてきました。
「その犬がこわいんじゃー」って
命からがらです。
蹴飛ばされた場所が悪ければ、
オバはんが転んで打ち所が悪ければ
救急車を呼ばなければいけません。
私達はどうしていたかというと
「あのオバはん、なんで動物放し飼いになってるところに犬連れてきたんやろうね」と眺めてました(助けない)
オバはんが鹿の包囲網を逃げ切って、
どうも、救急車は必要なさそうだったので、観察終了。
鹿の戦闘モードも終了。
のんきに木の幹にかじりつき始めました。
いやぁ、鹿って呑気なものです。
でも戦闘モードになると草食動物といえどもすさまじい勢いで襲ってくるのですね。
クマさんも、
ヌイグルミ的なイメージでいるとやられます。
今日から小学校の見回りが始まります。
集団下校・下校後はこどもの外出禁止
クマを見かけたらすぐに逃げるように通達が来ました。
でもさ、たぶんさ、
こども達はクマをみつけたら追いかけていって石を投げちゃうと思う。
「わー!クマだー!」って喜んで。(/ω\)想像つくんだよ。
だから私は息子に言うのです。
「クマが出て、友達が石を投げ始めたら、見捨てて一人で走って逃げて帰ってきなさいね」
と。
またね!